私の自宅は、長年の増改築の結果、長い廊下といくつもの階段ができてしまい、初めて訪れる人は、すべてが2階建て家屋なのですが、何階にいるのかがわからなくなって、感覚がおかしくなるようです。まるで迷路の不思議の館。

 玄関を入ると長い廊下が奥へと続きます。もちろん、玄関は町の本通りから入る一階にあります。

 やがて正面から左に曲がる上り階段と、左には下り階段が現れます。

 真っすぐに上がれば、二階?左に下れば、地階?じゃあ、廊下は中二階で下って一階、上がって二階なのか?それとも、一階から中二階と中地階?

 地下へと導く奈落の階段か。

 でも廊下の左隣の部屋からはこんな庭が望めます。

 廊下の窓からはこんな庭。やはり、二階だったのかあ?

 でも、玄関は道路に面した一階?

 実はこういった河岸段丘上に立っているので、道路からは奥に行くほど、段差があるのです。家屋の最奥は川に面しています。