最近年とともに視力が衰えて、老眼も進み、仕掛け作りが器具に頼らないとできにくくなってきた。

 私の渓流仕掛けは、穂先に天井糸約50㎝そこに0.5のハリス1.5mを結んで、その先に自動ハリス止め、0.3のハリス40㎝を結んだ7.5の釣り針といういわゆる提灯釣り仕掛けです。

 自作のこんな器具で、仕掛けづくりをするようになって早10年余り。

 こんな風に自動ハリス止めをちっちゃなバイス(万力)で挟んで、ハリスを通すのですが。

 通常の透明ハリス用に作成した器具なので、最近多用する「黒渓流」は黒色に加えて反射がないので、ここんとこ、この色の器具が背景ではほぼ見えないのです。

 そう、白っぽい背景でないと見えませんね。

 そんなこんなで細かな道具を多用しています。

 この「千枚通し」?は自動ハリス止めをバイスで固定するのに重宝しています。

 この「針通し」?(最近はやりのフライフィッシャーマン言葉ではクリッパー)も同様です。

 こんな風に白い紙を背景にします。

 これでよく見えますね。

 極小自動ハリス止めです。製作所の職人さんもご高齢のようで、いつまで生産が続くのか、後継者の育成が望まれます。

 今度はその反対側を空中糸に結びます。

 2本合わせておいて、くるくると4回転して、輪に通します。

 中繰り締め上げて、余分なハリスのはみ出をカット。

 仕掛け巻きに巻きます。この後、毛糸目印を上からピンク・イエロー・オレンジと3色付けて、自動ハリス止めに釣り場利付ハリスを通し、ガン玉Bか2Bを針の上30センチ前後(水量にお維持て長さ調節)にかみつければ完成です。