明日から募集開始となる個人向け国債の9月募集分の金利情報は以下の通り。

(以下記載している、利率は全て税引前です)

 

https://www.mof.go.jp/jgbs/individual/kojinmuke/より

 

昨年の秋から金額にばらつきはありつつも毎月買っている個人向け国債変動10年は、今月募集分の利率(初回適用利率)は税引前0.61%です。

 

先月が0.61%、先々月は0.71%でした。

前月からは据え置きですが、先々月からは少し下げたままということになりますね。

先月の株価下落の一つの(大きな要因)であったであろう利上げですが、日銀としては状況次第ではさらなる利上げも……という腹づもりのようですね。

 

 

とはいえ、先月の株価下落のインパクトもそれなりにありましたし、早々にさらなる利上げというのも考えづらいようにも思いますので、実際の金利(が変化が無いあたり)にもそのあたりが反映されているのでしょうかね……

 

 

勉強不足と言えばまあそうなんですが……

株価ですら上がったり下がったりはよくわからないですが、為替とか金利とか何がどう影響して変わるのかなおさらわからないものという認識ですし、基本的にはあるがままを受け入れてやっていくしかないんですけどね。

とはいえ、ポートフォリオなんかを考えるためにも大雑把でも良いので、トレンド的なところは意識しておきたいかなぁとは思っています。

 

ところで、僕自身が買っているのはずっと変動10年で、これについては上記の通り前回(8月分)から初回適用利率は据え置きになっています。

一方で、固定金利型については固定5年は前回(8月募集分)0.39%⇒今回0.51%、固定3年は前回0.28%⇒今回0.38%とそれぞれ上昇しているんですよね。

 

これ、理由は適用利率を計算する基準金利が違っているからということみたいですね。

 

以下、個人向け国債の金利についてのよくある質問 : 財務省 (mof.go.jp)よりキャプチャです

 

 

金利の設定方法も、変動10年は基準金利×0.66ですが、固定5年は基準金利-0.05%、固定3年は基準金利-0.03%と異なります。

そして、元となる基準金利も変動10年は10年ものの国債の平均落札額から計算される利回りであるのに対して、固定5年と3年はそれぞれ期間5年と3年の固定利付国債の想定利回り(実勢利回りを基に計算)を基準金利としており、それぞれ違う金利を基準としているので、タイプごとに同じような金利の動きをするわけではないということなんですね。

 

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このあたり……

期間の短い国債の利回りは向上⇒債券価格は下落という状況ということだろうとは思うんですが、それが市場のどういう思惑でそうなってるのか……(´ε`;)ウーン分からん。

 

ともあれ、個人向け国債、特に変動10年については、定期預金等の金利と比べてもキャンペーン等で設定される特別金利などを除けば、銀行に預けるよりも利率は有利だと思います。

 

また、変動金利型とある通り、この先金利が上がれば追随していく(半年ごとに利率は変動します)ので、特に金利上昇局面では有利な無リスクでの資産運用先と言って良いかと思います。

(当然、金利が下がれば利率も下がってしまいますから、金利下落局面では固定金利型の方が結果として有利だったということもあります。)

 

ただし、1年は原則的に解約不可なことには注意が必要です。

 

購入から1年経過すれば中途解約可能になり、満期前に中途解約した場合は支払われた金利のうち直前2回分は返却して(差し引かれて)換金されます。

ただし、一般的な債権とは異なり額面満額で換金されます=元本割れはありません。

また、金利も最低金利として0.05%は保証されていますので、多くの場合銀行預金よりは相対的に有利だと思います。

(最低保証金利が適用されるような状況は、銀行金利はそれよりも低い利率となっている場合が多い金融環境になっているはずです)

 

銀行に預けるよりは有利という点が理由のメインですが、リスク資産とバランスを取るためにわかりやすい形でプールしていくという意味もあって今月も購入しますが、申込は月末に行う予定です。

 

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