買う候補とかってことではないんですが、ちょっと面白いな・先行きどんな感じで展開するのかなと思っていた投資信託、Tracers S&P500トップ10インデックス(米国株式)ですが……

設定から1ヶ月ほど、6/18時点で早々に純資産総額200億円を突破とのことというのをSNSで見かけて「早っ(゚д゚)!」と思っていたのもつかの間……

 

 

そこから1週間ほどで300億円を突破しましたね。

 

(根拠は不明ですが)投資信託を選ぶ基準として、純資産総額で100億円以上の投資信託を選んだ方が良いというような話はちょいちょい見かけます。

その理由としては「期日前償還のリスクを避ける」とか「運用面からは一定以上の資産規模が必要」とかそのあたりが挙げられていますが、その100億円を設定から短期間でクリアしてさらに300億円まで1ヶ月半を要さず到達したということで、どっちかというとニッチな商品だとは思いますが、なかなかな人気ぶりのようです。

 

 

基準価額も設定から1ヶ月半弱で10,000円→11,429円(6/27付)ですから+14%となかなかな上がり方ですねぇ……

 

 

シンプルに利回り的には魅力的ではありますよね。

 

この投資信託について、設定前に投資界隈のブロガーさん達が結構話題にされていたので、私もそれに乗っかるように記事にも書いたりしていました。

 

 

この最後の方で、自分だったらこういう感じで買うかなぁ……という妄想を書きました。

要は、分散の効いた投資信託(オルカンとか)をコアに据えつつ、サテライト的に買うのなら米国株式の美味しい(と思われるところを)重点的につまめるという意味で良いかもなぁと書きましたが、日興アセットマネジメント的にも上記ツイートで「あなたは何と組み合わせる?」と問いかけていますから、そういう組み合わせを前提としつつ構成銘柄を絞り込んだ商品ということなんでしょうね。

 

だったら、個別株を買っておけばと思わなくもないですが、この記事を書いている最中にツイッターでこういう情報を見かけまして……

 

 

要は、この投資信託の構成銘柄の入れ替えが行われました、ということです。

このあたりの入れ替えの手間や比率も変わるのでポートフォリオの調整などの手間をかけることなく、常に(銘柄見直しは年1回)米国(S&P500)株式のトップ10を保有できるという意味では投資信託で持つということの意味もあるのでしょうね。

 

ちなみに、今回の入れ替えで除外されたのが

 

テスラ

ユナイテッドヘルスグループ

ジョンソン・エンド・ジョンソン

ケンビュー

の4銘柄です。(ただしケンビューは昨年ジョンソン・エンド・ジョンソンからスピンオフ(独立)したものなので、実質的には3銘柄)

 

追加されたのはイーライリリー(ヘルスケア)、ブロードコム(情報技術)、JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー(金融)です。

 

入れ替えがあったのは下位銘柄のみですが、このあたりは結構業種はバラバラな感じなんですよね。

上位は今をときめくテック系が占めていますが、10銘柄まで広げるとそのあたりのテック系以外も拾えるという意味で(分散と言えるほどではないですが)少なくとも心理的には多少なりとも保険をかけている感じにもなるのかなぁとも思います。(とはいえ、構成比率を見れば9割近くがテック系ですけれどもね)

 

売れている要因は色々とあるんだろうと思いますが、米国株式のトップ10だけを買うという分かりやすさというのは大きいでしょうね。

 

米国株式は年初から概ね堅調。

ドルベースの指数自体はここにきて若干足踏み感ありますが、円安の後押しもあり国内投資信託の円ベースで見ればほぼ一貫して上昇、相応の含み益も出てきたところで、もう少し利益が出やすいものも……というニーズもあるのかなという感じですね。

 

もっとも、この好調さがいつまで続くのかわかりませんし、大暴落とまでいかなくても調整局面だったり伸び悩むというような市場になってきたときにどういう値動きをするのか、それに伴って保有者がどういった行動するのか(買い増すのか、ホールドするのか、売却するのか)といったところでこの投資信託の真価が問われるのかなぁと思います。

 

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