現行NISAでの主力はオルカンなんですが、日本株の高配当ETFを保有していて、今後はこちらに統一しますよと決めている【1489】NEXTFUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信ですが、商品詳細には以下の通り記載されています。
「日経平均高配当株50指数(日経高配当株50)は、日経平均株価の構成銘柄のうち、予想配当利回りの高い原則50銘柄で構成される株価指数です。予想配当利回りおよび流動性を加味したウエートを用いて、2001年12月28日の指数値を10000ポイントとして計算されています。指数の詳細は日本経済新聞社のサイトをご参照ください。」
![](https://ssl-stat.amebame.com/pub/content/9477400408/amebapick/item/picktag_autoAd_302.jpg)
そしてこの指数ですが、指数情報には以下の通り書かれています。
入れ替えルール概要
- 日経の予想配当を使って、基準日である5月末の予想配当利回りの高い銘柄を定期見直しルールに基づいて選定
- 日経平均から除外される銘柄は臨時に除外するが、原則として構成銘柄が45銘柄未満となるまではその都度補充はせず、次の定期見直しで50銘柄に戻す
日本経済新聞社のリリース文 https://indexes.nikkei.co.jp/nkave/archives/news/20240614J_1.pdf より
直近、構成銘柄の株価上昇=基準価額の上昇に伴い、分配金利回り(過去1年分の分配金をリアルタイムの基準価額で割ったもの)は3%を少し割り込むところまで落ちていましたが、今回の入れ替えに伴い「入れ替え後の指数構成銘柄 を使って試算した5月31日時点の予想配当利回りは、3.85%(各銘柄の指数算出上の構成比率で 加重平均)となりました。」とのこと
高配当ETFってこの時期には既に保有していたんですが、【1489】は今年からの購入ということもあって、これについては銘柄の入れ替えは初めてということで、あぁなるほど、こういう感じで入れ替わっていくのねとリアルタイムで体験しています。
昨年あたりから高配当株人気ってそこそこ上がってきていて、特に年明けからしばらくは日本株自体が好調だったこともありますが、それ以上にこのETFも値上がりしていた印象で、その分分配金利回りが下がってきているなぁ(3%前後あたり)とは思っていましたが、こういう形で調整されるんですね。
ネット上では採用銘柄があまり良くないという言説も見聞きしますが、まあ基本的には配当利回り最優先で機械的に入れ替えされているので、そこは指数の融通の利かなさでしょうね。
配当利回りがキープできなければ順次除外されていくわけですし、基準価額自体は基本的に期待していない(極論、基準価額はインフレに追随していく程度でも分配金利回りが一定であれば良いくらい)なので、それをお任せでやってくれるなら信託報酬を払う意味もあるかなと思います。
あとはまあ、こういう感じで入れ替わっていくのであれば、ホールドして分配金をもらい続けるという投資スタイルの中では、基準価額の上下動はあんまり気にしない方が良いんだなというのも何となく実感できて来たところです。
どうせ、銘柄は配当利回りが下がれば(株価が上がるor配当金が下がる)除外されて新しい銘柄が組入れられていくわけで、購入時の基準価額に対する分配金利回りだけ気にしておけば良いのだろうし、一般論としては高配当株自体の値動きの小ささ(バリュー株)や配当利回りが比較的安定していることを考慮するなら早めに積み立てていくのが結果としての分配金利回りにつながっていくのではないのかなあと思います。
もちろん、日本経済がこの先右肩下がりで株価も配当金もどんどん下がっていくのだとすれば、そういう話にはならないでしょうけどね。
現状は、僕自身はそこまで日本の経済に対して悲観的でもなくて、大きく成長はしないけれどある程度の安定的に経済的な存在感を保てるというスタンスでいます。
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