ツイッターで見かけた話題から……
4月のSBI証券&楽天証券、NISA積立設定「件数」のランキング。SBIは日本株が一気に増加。野村の世界半導体株投資はネット証券ではSBIのみ取り扱い。10位にゴールド。楽天はNifty50がトップで6位と9位もインド株。※前月まで積立設定「金額」だったが1位オルカン2位S&P500で変化ないので「件数」に変更 pic.twitter.com/uOrZ61F9u9
— 綾小路麗香/マネー編集者 (@reika_amoney) May 7, 2024
SBI証券、楽天証券のNISA口座での売れ筋ランキングですね。
金額ベースだと1位オルカン、2位S&P500で変化ないので、(面白くないからということでしょうね)件数での集計に今月から変更とのこと。
ちなみに先月のランキング(積立設定金額ベース)は下図です。
https://twitter.com/reika_amoney/status/1775660048120758401より
金額ベースと件数ベースとでは、少し様相が違っていて面白いですね。
目を引くのは楽天で設定件数1位をはじめ、インド株投資信託のランキング入りが増えていたり、SBI証券では高配当株式を対象とした投資信託が複数入っていたりといったあたりでしょうか。
まあ、楽天の1位のインド株投資信託は、先月設定されたばかりでインド株に投資するファンドとしては信託報酬最安値ということで話題になったこともありますが、それでも1位に入ったというのは人気ぶりがうかがえます。
あとはSBIの分配金ありの日本高配当株式あたりは、初回分配金の予定がリリースされて、今後もなかなかな利回りが期待できるような金額であったことと、初回についてはタコ足配当では無かったといったことで話題になったりしていたのでその影響も大きそうです。
こういったものを眺めていると、金額ベースでは王道なインデックス投資が主流だけれど、少額をインドだったり高配当だったりという流行りの・話題のアセット/テーマに投資してみたという人が結構多いってことかなぁと妄想できそうなランキングです。
新しいNISAスタート時点では、全世界株式もしくはS&P500に全投資でOKという雰囲気もあったし、実際それでスタートした方も多いのではないかと思いますが、色々と情報を得たり新しい投資信託が登場したり、それらの成績も明らかになって来る状況を受けて個人投資家の個性というか考え方というか、そんなのがジワリとこういうランキングにも出てきているのかなと思います。
今後もこういった傾向(投資信託でのコア・サテライト戦略)が続くのか、やっぱりベーシックな王道のインデックス100%に回帰してくるのか、はたまたアクティブファンドや(先日の記事でも書いたS&P500トップ10とかインド株などの対象・エリアを絞った)尖ったインデックスがメインストリームになって来るのかは興味深く見ていきたいところです。
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