やらかしたというか……

大勢に影響はないのだけれど、失敗しましたねぇという話の記録です。

 

今、特定口座で保有している投資信託を売却して、NISA口座で投資信託を買い換えるという形で投資信託を非課税口座に移行するという作業をチマチマとやっています。

 

 

その際、基本的には特定口座での売却とNISA口座での購入を同じ日に注文することとしています。

 

それは、基準価額の変動の影響を避けて、安値で売って高値で買うということを避けるためです。

要は同じ日に売買すれば、同じ価格で売って同じ価格で買うということになるから、ということです。

 

もっとも、売却する投資信託と購入する投資信託は必ずしも同じというわけではないので、厳密には同じ価格での売買にならない場合もあります。

 

購入する投資信託はeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)に統一していますが、売却するほうはS&P500だったり新興国株式インデックスだったりの外国株式のインデックスです。

 

特にS&P500は値動き的にはオルカンと似たような形だったりするので(オルカンの過半は米国株式なので動き的には近いものになります)近似的なものとして取り扱って(こういう場合は)良いのかなと考えています。

 

すでに売却すべき分は売却してしまっていますが、新興国株式についてはS&P500と混ぜて売却することでオルカンの値動きからの乖離を抑える形で売却しました。

 

こういう形で、細かいところに目をつぶってではありますが、同じ日に売却・購入の注文を出すことで値動きのリスクは最小限にできるかなということでやってるます。

 

今月からはSBI証券でのクレカ積立ての枠が10万円まで増額されたことで、つみたて投資枠の10万円/月が一回の注文で済むようになりましたので、売却側もつみたて投資枠の注文日(クレカ積立ては1日に固定)に合わせて先月末日の夜に注文を出して1日注文して、これで同じ日の注文・約定になるはず……と思っていたんですが今回は日がずれてしまいました。( ̄▽ ̄;)

 

 

売却の方は、S&P500を税引き後10万円前後になるよう口数を調整して5/1注文、5/2に約定済で、これは予定通りです。

 

 

一方、オルカンのNISA(つみたて投資枠)での積立て分ですが……

ちゃんと毎月1日に注文するように設定はされているんですが、今月の注文を確認すると以下のようになっています。

 

 

あれ……締切日5/2の注文で約定は5/7になっています。(まだ未約定です)

そういえば以前にも、海外市場の休場あたりの影響で約定日がずれたことがあったなぁと思い出し、確認してみるとオルカンの申込み不可日(休場日)に引っ掛かってました。

 

5/1がバッチリと入ってますねぇ(-_-;)

ということで、注文受付はされず翌営業日の5/2注文という扱いになったというわけです。

 

通常だと、約定日が一日ズレたとしても暴落・暴騰に直面しなければせいぜい1%前後動く位なので、まあ良いかという感じではあるんですが、なんせ現在GW真っただ中。

 

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S&P500の売却注文の約定が5/2で、そこから国内市場も4連休に突入しています。

一方海外市場の多くは金曜日(5/3)も月曜日(4/6)も開いていますので、今月のオルカン購入の約定は5/2・3・6日の合計3日分の全世界の株式市場と為替変動の影響を受けるので、状況によっては結構大きく動く可能性があります。

 

その「状況」ですが……

 

 

米国株式については、5/1に大きく下げて、そこから徐々に上げてきて5/4金曜日を終えています。

 

売却分の約定日は5/2ですが、日本時間5/2朝の終値とその日の為替で基準価額が決まります。

 

 

指数が下がったのに加えて、介入ではないかと巷間言われている5/2早朝に大きく円高に動いた影響もあり、基準価額ベースでは直近高値の4/30に比べれば2%以上下がったところで売ったということになります。

 

その後、米国株式は上昇していて、オルカンは過半が米国株式でその影響を大きく受けることから、買う方のオルカンについてはそこそこ(ここ数日の中では)高値で買うことになりそうかなという感じです。

 

5/6の海外市場の動きがどうなるか次第ですが、5/6も全体として上がると結構高値での購入になりそう。

 

ただ、為替の影響もあり、そっちは今のところは基準価額を下げる方向の動きになっています。

 

5/2早朝の急激な動きの後、緩やかに円高方向に進んでいますから、これは外国株式の投資信託の基準価額を下げる方向に働きます。

この先、7日の仲値決定までの為替の動きがどうなるかも今回のオルカン購入単価に影響します。

 

ここらが組み合わさって、5/7のオルカンの基準価額がどうなるかわかりませんが、同じ日に売買できていれば問題なかったのにねぇ(;^_^Aという感じです。

まあ、例によって年初位から眺めてみれば、S&P500にせよオルカンにせよ、相当上昇してきた中でのブレ幅程度の上がった下がったですから大勢に影響はないんですが、それでもできれば安値売り+高値買いはしたくないです。(;´Д`)

 

ともあれ連休が絡むと(日本の休日でも海外の市場は動きますから)、一日のずれが、実際の約定では数日間の株価・為替変動の影響を受けることになってしまい、市場の動き次第ではそれなりに損したり得したりという余計な事態になるなぁと思いました。

 

オルカン以外の投資信託を売却してそれを資金としてオルカンを購入(積立て)という面倒なこと自体は、来月積立て分で終了して以降は特定口座のオルカンを売ってNISAでオルカンを購入するという、一見すると生産性がすごく低いことを淡々と続けることになるので、こういうミスは起きなくなるとは思います。

 

ただ、投資信託の注文の際に注文日や約定日がなんらかの意味を持つ場合はファンドの申込み不可日(SBI証券では他に休場日とも、楽天証券ではファンド休日と呼んでいますね)に注意しましょうという話でした。

 

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