今回はリスクどの程度、いつまで取っていくのかということについての雑談というか、思考の垂れ流しです。

思いつくままダラダラと書きますので、たぶんまとまらないしオチも無い記事になると思います。

 

 

さて、ここしばらく、国内外ともに株式は軟調というほどではないけれど年始しばらくの勢いは失ってるかなという印象。

まあ、年明け以降の上がり方がちょっと通常運行からは外れている感ありましたから、ここいらで一服、調整に入ってるという感じだろうと思います。

 

 

それはそれとして、保有資産について言えば、去年以降は順調に増えてきている中での調整という感じで、このくらいの軟調っぷりは逆に心穏やかでいられる範囲ではあります。

相場が好調すぎると感じると、どこかで反動来るよねぇと身構えるくらいにはチキンです。

 

巷間よく言われる、値動きによるリスクを低減することを意識して資産クラスを分散したポートフォリオにはなっておらず、リスク資産についてはほぼ株式(現物・投資信託・ETF)、現預金と個人向け国債が総資産の1割強の無リスク資産少な目なポートフォリオではありますが、今のところは特に心乱されることなくホールドできています。

(昨年末までは総資産の1割弱ほど先進国債券インデックス(投資信託)を保有していましたが、現状段階的に個人向け国債に移行していて、今年中には全て売却予定=リスク資産は全て国内外の株式になる予定)

 

2020年から投資というものに取り組んできて、2022年あたりは少し厳しい雰囲気はありつつも、欧米金利引き上げ→欧米株価低迷→だけど国内金利は低いままで円安進行→円ベースでは海外株式を対象とした投資信託はあんまり下がらずという流れで、あまり痛みも感じることなく……

 

そこにきて2023年以降は国内外問わず、株式は総じて好調でしたから、今のところ手持ちの資産(円ベース)については深刻な軟調とか暴落とか、そういうのは実感なくきています。

 

さて、まあ資産が増えているのは望ましいことである、とは思いますが……

それはリスクを取ったからこその結果であるわけで、だからこそ考えるのは「どこまで利益が出ればリスクをより低くできるのか」あるいは「どこまで資産が増えればリスクを減らすべきなのか」という命題。

 

例えば、僕が今30歳くらいで、保有している資産がリタイア後に必要だと思える資金に対して大幅に少ない(その位の年齢層だとそうなることが多いかと思いますが)だとすれば、リスク高めで行くのが正解でしょとは思います。

 

この「リスク高め」って人それぞれだと思いますが……

インデックス投資を前提とするならば、一般論としては株式100%(しかも大半が外国)ってリスク高めにはなるでしょうから、昨今流行りの「NISAを使ってオルカンorS&P500に全振りで資産形成!」っていうのはそこそこリスクを取っていることになるます。

 

もっとも、30歳からリタイアまでは一般的には30年かそれ以上の時間があるわけで、その中では暴落・暴騰を何度か経験しつつ、全体としては着実に資産が増えていくということを期待できるポートフォリオであろうとは思いますし、少なくともここ20~30年くらいの期間のインデックスの動きを前提とするならそうなる可能性は非常に高いであろうと考えて良いとは思います。

 

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では、そのリスクを取って資産を増やそうというのはいつまで続けるのか……

どこかでもう十分資産が増えたからリスク資産を処分して現預金化してあとは取り崩していけば良いやという境地に至るものなのだろうかという問い。

 

さて、どんなもんでしょうかね。

 

最近あんまり聞かなくなってきていますが、いわゆる「老後2000万円問題」でいう2000万円貯まれば資産形成スゴロクはアガりという考え方もありそうですが、仮に30年間老後の生活(リタイア~死ぬまでの期間)が続くとして、単純に年60~70万円。

年金と合わせれば普通に生活していくには十分な気もします。

 

ただし、インフレの影響を加味するとちょっと厳しい気もしますね。

今後どうなっていくかはわかりませんが、日銀が目指している(目指してきた)2%の物価上昇率が安定的に達成され続けるとすれば、例えば10年後には1.02^10≒1.22となるので実質的な価値としては8割程度(1÷1.22≒0.82)まで下がることになりますね。

20年後、30年後には……と考えると、現預金だけではなく、なんとか物価上昇についていけるような資産の形(そしてそれはだいたい大なり小なりリスクを伴う)にはしておきたいところでしょうか。

 

では、例えば2000万円とか、3000万円とか、これなら老後死ぬまで行けそうと考える金額まで資産が達したら、あとは2%程度の利回りの商品やポートフォリオに移行すれば良いのでしょうか。

 

無リスク資産の現預金や国債ではさすがに難しそうですが、そのくらいの利回りならほぼノーリスクの商品ありそう……

と、考えましたが、「2%」が「安定的に確保できる」金融商品ってなんだろ?って考え始めたら結構難しいかもとも思います。

 

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今まで僕が保有したことのあるものでいえば、先進国債券インデックス(投資信託)あたりが3%位の利回りを期待して保有し始めて、実際3年間くらいの保有期間の平均値だと、期待していたよりも少し良いパフォーマンスだったかなと思いますが……

安定的かというと、結構難しい気がします。

 

2022年あたりは欧米の金利がどんどん上がっていく=債券価格そのものは下落しましたが、金利差から円安が進んだので、投信拓の基準価額ベースで見れば辛うじて大きなマイナスにはなりませんでした。

 

逆に言えば、債券自体の値動きが小さい分、為替次第で1年分、2年分の利回りが吹っ飛ぶ可能性がそれなりにある商品だと思うんですよね。

 

あとは国内の大手企業の社債とかかなぁ……

償還まで保有しつづけて無事償還となれば2%、3%といった利回りのものもありますが(最近は楽天グループとかソフトバンクが話題になりましたよね)、問題は倒産などの信用リスクは存在するということでしょうかね。

まあ、当然のことですが、ノーリスクではなく利回り相当分のリスクは背負うということですね。

 

リスク=振れ幅ですから、当然期待できるリターンを得られることもあれば得られないこともあります。

リスク資産に資金を置くということはこの振れ幅の中に資金を置くということに他ならず、そうなると期待しているリターンを安定的に得るということはすなわち、期待リターンにジャストのリスクでは年によってはそれを上回ることもあれば下回ることもあるということになるわけですね。

 

ただ、これについては単一のアセットや商品で……となると難しそうですが、ポートフォリオと取り崩し方である程度安定的にリターンを得ることが期待できる、という状況は作れそうな気がします。

ある程度高めのリターン・リスクの商品(例えば株式インデックスの投資信託)と無リスク資産(現預金・個人向け国債)を組み合わせるような感じですね。

 

一方で、昨今の高齢化の状況を見るにつけ、長生きそのものも要介護的な意味合いでリスクを伴いますし、介護状態にならなくても生きていくには金もかかるということで、長生きは資産面におけるリスクであったりもするのかなと思います。

お金が無くなったから、ハイ人生終了、というわけにはいかないわけで、何とかして生きていくにはお金もかかるわけで……

 

そして、この長生きということを考えると、いつ人生終了=お金が必要なくなるかというのかはわからず、自分で思っていたよりも長く生きてしまうというリスクも考えておく必要がある……

 

となると結局、稼げるうちは稼いで、増やせるうちは増やしておいた方が吉ということは一つの解なのかなとも思います。

 

幸いにして、現状では贅沢に暮らしているわけでは無いものの、日々ある程度好きなように生きていける程度の家計の状況の中でも資産を作って行けていますから、このくらいのペースで増やせるところまで増やしていくほうが良いのかなというのが今のところの考えということになるのかなぁ。

 

今のところの計画としては、リタイア後も資産の一定割合をリスク資産(オルカン投資信託メイン)に置いて運用しながら、無リスク資産(現預金、個人向け国債など)とともに取り崩していく予定でいます。

 

そうすればインフレにも対応しつつ、思っていたよりも長生きしてしまった場合に備えての資産の延命もできるという体制を作れそうです。

 

ということで、リスク資産そのものが持つリスク自体は多分下げないで死ぬまで取り崩しつつ増やすという選択になりそうな感じです。

ただし、100%リスク資産では暴落して回復までにある程度の時間を要した場合に厳しくなるので、50%程度は無リスク資産とする、いわゆるカウチポテトポートフォリオにどこかの段階で移行していくかなぁとは考えていて……

 

たぶん60歳あたり(資産形成残り5年)あたりから無リスク資産の割合を徐々に高めていく感じでしょうかね。

現状、リスク85:無リスク15という比率を5年間かけて50:50にしていこうかというのが今のところの青写真。

 

リスク資産を売却するのではなく、リスク資産の購入を絞って無リスク資産を増やしていくのが理想的ですが、さてどうなるかな……

まあ、具体的な方法についてはまだ時間は何年もありますので、資産の状況なんかも踏まえつつ考えていけば良いかなと思います。

 

ということで……

タイトルに戻ると、「リスクマシマシでいつまで行くのか」という問いに対しては当面マシマシ、しばらくしたらマシ程度までリスクを取る割合を落とすけれど、死ぬまでリスクはとり続ける予定、という感じですね(;^_^A

 

さて、最後に……

このテーマで色々と調べていて、おもしろい記事を見つけたのでご紹介しておきます。

 

 
最後のページで、老後に必要なお金(現役の間に年間いくら貯めなければならないか)の計算ができるのですが、やってみるとなかなか厳しい結果に(;´Д`A ```
 
(現役時代の生活水準に対して)高めの老後の生活水準を設定したこともあり、現状の年間に新たに投資に回している金額の1.5倍くらいの金額を貯めなければならないという結果でした( ̄▽ ̄;)
ということでやっぱり、当面はリスク取ってでも増やす方策を講じていかないとダメだということが確認できましたので、当面はマシマシで行こうと思います。٩( ''ω'' )و

 

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