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昨年10月に楽天証券とauカブコム証券、それぞれの特定口座で積立て設定をせずに保有だけしていた投資信託をSBI証券に移管しました。（楽天証券から1銘柄、auカブコム証券から2銘柄）
本来、投資信託の移管については手数料が発生します。（出庫する証券会社に支払う）
楽天証券から出庫する場合は1銘柄につき3300円、auカブコム証券では1銘柄につき5500円です。（それぞれ税込）
そもそも、投資信託の保管について手数料の多寡がある訳でもないのに移管したのは、保有額に応じてポイントが付与されるという証券会社独自のサービスについて、SBI証券の投信マイレージがこの3社の中で一番効率が良く、最終的に投資信託の大半についてSBI証券にまとめていく予定だったので、移管することでポイントをもらおうと画策したから。
といっても、保有額の何パーセントもポイントが付与されるわけではなく昨今の低コストファンドだと、0.05パーセントとか0.02パーセント前後とかそんな話です。（なお、これ年率です(;^_^A ）
仮に移管元の証券会社がこういった保有に関するポイント付与が無かったとしても、移管手数料を回収するのに何年かかるのよって話ではあるんですよね。
仮に100万円分移管、生じる手数料が3300円、ポイント付与率0.05％だとすれば、年に付与されるポイントは100万円×0.05％＝500円分(￣▽￣;)
3300円を回収するのに6年以上かかります。
また、どのみち今年からは、楽天証券、auカブコム証券、SBI証券それぞれの特定口座の投資信託を売却して、SBI証券のNISA口座で買い換えるという面倒なことをしているため、その過程でどのみち移管していくような形にはなるので、あえて手数料を支払ってまでやることじゃないんですけどね。
ただSBI証券では、（他社から移管した場合は）支払った移管手数料のキャッシュバックをしてくれるというサービスがあり、これを使えば実質的なコスト0で移管できるんですよね。
それがこれ。
投信お引越しプログラムです。
どうも、以前は期間限定のキャンペーン的なものだったようですが、現時点では恒久化されたプログラムということになっています。
他社から投資信託を移管すると、その移管時に移管元の証券会社に支払った手数料を満額キャッシュバックしてくれるというもの。
これがあったので、実質的に負担０で移管してポイントをもらえる（付与率が高くなる）ということなので昨秋移管しました。
で移管した後、領収書もしくはそれに代わるもの（手数料額が確認できるもの）と必要書類を提出すればキャッシュバックされるのですが、楽天証券は領収書として使えるメールをくれたので、それを出力すればよかったのですが、auカブコム証券の場合は3ヶ月分まとめて発行される取引残高報告書の発行を待つ必要があった（移管後直近が12月末だった）ので手続きが遅くなってしまいました。
先月手続き書類を提出して、申し込みの翌月末ということで昨日無事にキャッシュバックされました(^^♪
楽天証券分3300円×1銘柄、auカブコム証券分5500円×2銘柄の合計で14300円です。
管理上の理由や僕のようにポイント目当てで、とかそんな理由で、複数の証券会社の保有資産をまとめたいとかって時には実質的なコスト負担なく使える制度ですね。
（ただし今回出庫したいずれの証券会社も積立て設定中の投資信託は移管できないようでした。
今回の場合は、どのみちいずれ売却⇒NISAで買い換えという予定ではいたので、積立て設定している投資信託はそのまま残して動かせる分だけ動かしました）
