トウシルの記事からです。

 

 

昨今、投資界隈でよく見かけるキーワード、「自社株買い」で株価が上がる理由についての解説ですね。

 

株主への利益配分を増やす方法として、主に二つ挙げています。

【1】増配(ぞうはい):1株当たりの配当金を増やすこと
【2】自社株買い

 

配当金を増やすのは、わかりやすく株主に利益を還元する方法といえるかと思いますが、自社株買いが利益配分を増やすということはどういうことか。

 

 

自ら自社株を買う=需給面の要因で株価が上がるということは(記事では全面的に否定はしていませんが)本来の自社株買いの意味では無いとのこと。

 

「自社株を買うと、発行済み株式数が減ります。会社の利益総額が変わらなければ、1株当たり利益が増えます。1株当たりの利益が増えることを好感して株価水準が高くなる…ことが期待されます。」

なるほど、

要は分け前をもらう対象(発行済株式数)が減ることで、1株当たりの利益が増える=分け前が増えるので株価=投資価値が高くなるということですね。

 

で、翻って自身の保有資産を見ると、この自社株買いも含めた株主還元という切り口のETFを購入・保有しています。

 

【2529】NEXT FUNDS 野村株主還元70連動型上場投信なんですが、このETFは「野村株主還元70」という指標を対象としており、「わが国の金融商品取引所に上場する普通株式のうち、金融・保険業(東証33業種分類の「銀行業」、「証券、商品先物取引業」、「保険業」、「その他金融業」を指します。)を除く銘柄の中から、配当、自社株買い等の株主還元を積極的に行なっている70銘柄を選定して構成銘柄とする株価指数です。」と説明されている通り、「配当、自社株買い等の株主還元を積極的に行っている」銘柄を投資対象としています。

 

指数の説明はこちらですが……

 

 

同指数について、2019年のリリース時のリサーチレポートはこちら

 

http://qr.nomura.co.jp/jp/nsy/docs/NSY_report_20190319_J.pdf

 

現状、これと同じくNEXT FUNDSの【1489】日経平均高配当株50指数連動型上場投信をほぼ同額程度NISA口座で購入・保有しています。

同じ「日本株・高配当」というジャンルに区分されていますが、純粋に高配当株を指数としている1489とそれとは少し違う「株主還元」を対象としている2529に分散することで、シンプルに銘柄数も分散できますし、切り口が違うことで株価の動き的にも違う動きをする=リスクを低減できるということを期待してそんな感じで今年からのNISAで取り入れてみましたが……

 

昨年、旧NISAで【1577】NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信と2529を併せ買いしていて、キャピタルゲインという観点では、1489と1577は同じような値動きをするんですが、2529はちょっと動きが違いますね。

まあ、去年以降国内株式については『イケイケドンドン』な感じですから、そういう局面ではシンプルな高配当株の方が強いのかなという感じはちょっとします。

 

インカムゲインというところで、高配当を期待しての選択でしたが、分配金利回りという点でも1489・1577と比しても劣後していますし、キャピタルゲイン的にも1489と比べてパフォーマンス的に物足りなさはあるとなると、今後どうしようかなと考えるところはあり……

 

今年のNISA枠では(今後の分配金の再投資は行いますが)予定分をすでに購入済ですから、それはそれとして保有するとして来年以降は1489に統一しても良いかなと考えなくもないんですけけどね……

 

ただ、成長が停滞もしくは縮小するような局面だとこういう感じの切り口が意外と効いてくるとかありそうな感じもするし、とりあえず予定していた1489と2529併せて時価で400万円までNISA口座で購入しようとは(今のところは)考えています。

 

まあ、今の国内も世界も株式がイケイケな状態がいつまでも続くとも思えませんし、株価がネガティブに動く中で2529がどんな値動きをするかを見極めて見てからですかね。

 

購入完了するまでに3年程度の時間があるので、その時間の中で値動きとか見極めてそれ以降どうするか考えようかなと思います。

 

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