新しいNISA制度スタートまであと3か月を切って、10月からは既存のNISA口座から新しいNISA口座スタートにあたって証券会社の引っ越し手続きも可能になったりということもあって、今月に入って急に新しいNISA口座に関するネットニュースを見かけることも多くなってきた感があります。

 

 

そんな昨今、見かけたたわら男爵さんのブログ記事です。

 

 

記事内で紹介されている日経新聞電子版の元記事。

 

 

たわら男爵さんの記事中、一般NISAでは(非課税期間終了を待たずに)「利益があるうちに売却」というところ、損が出た状況であっても同時に新しいNISA口座で買い直せば良いんじゃないかなぁと思ったんですが、元記事を確認したら「NISA口座で損失が出ると他に課税口座で利益があっても損益通算できないし、損失の翌年以降の繰り越しも不可」という説明で、税制上のデメリットからの提言ということで納得です。

そのあとの、「ファイナンシャルプランナー(FP)の横田健一氏は「新NISA開始までの3カ月で損失に転じそうなリスクがあるのなら、いったん一般NISAを売却して利益確定し、課税口座で買い直しておくのも選択肢」」というのも同様の視点ですね。

 

その他、すでに現行のNISA口座だったり特定口座だったりで運用をしている場合に新しいNISA制度を効果的に活用する方法をわかりやすく紹介されている両記事ですね(^^♪

 

単純に特定口座だと利益に課税され、新旧いずれでもNISA口座では課税されない、というところだけでなく、この先の運用状況の見通しも踏まえつつ、損益通算ができる(特定口座)、できない(NISA)という要素も絡む中での損得判断を整理してくれています。

 

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一方で、カン・チュンドさんのブログではこんなテーマも取り上げられていました。

 

 

確かに、新しいNISA口座に入れるメリットの最大のものは出た利益に対して非課税になるということですし、利益を効率的に得るためには可能な限り早くに新しいNISA口座を埋めるべき、という話が多いですし、僕自身もそう思っています。

 

一方で、(ブログ記事中に例として取り上げられているような特定口座からNISA口座に乗り換えて)生涯投資枠を埋めた後に評価額が減ってしまう、という状況は当然あり得るわけで、そこのところは忘れないというのもまた心がけておかないといけないでしょうね。

 

そのリスクを完全に回避するなら現預金もしくは元本確保で低利の商品(保険とか)で運用するということになるけれど、それではほとんど増やすことができないからの(投資信託や株式を購入するという)リスクテイクなわけですから、結果としてそうなったらそうなったで、その状況を「受け入れる」とともに(投資している対象によるでしょうけれど)いずれは戻るものと「信じて」ホールドという姿勢で行きたいものです。

 

枠を埋めた後評価額が減っても、投資枠は簿価=購入時の評価額で計算されるため保有している資産を売って買い替えるということをしないと、非課税での購入枠が残っていないというのは残念な状況ではありますけど……

いったん投資枠を埋めきったあと株価の暴落とかで評価額が下がった=買いのチャンス=でも投資枠が残っていない、という状況になったら、そこはまあ粛々と特定口座で積み立てていくということになるのかなと思います。

 

さて、このあたりの話を踏まえつつ、僕自身がどうするかというと、特定口座についてはできるだけ早く新しいNISAに移行させます。

現状での予定としては……

・つみたて投資枠は、給与所得に特定口座の売却金を加えて(たぶん半々くらい)月々積立てで10万×12ヶ月で枠を全て消化

・成長投資枠は年初に、特定口座の投信信託を売却・NISA口座での同じもしくは同系統の投資信託を購入、これを同時に行う

というような感じですね。

 

今のところの見込みとして、投資信託については2年半くらいで特定口座から新しいNISA口座に移行できるかなと思います。

あとは、現行の一般NISAも非課税期間終了前(一般NISA使ったのは今年だけなので2027年中まで)には新しいNISA口座に移行予定です。

 

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