先月第二弾についての記事をアップしていました。

 

 

来年から始まる新しいNISAの成長投資枠での対象商品リスト

この記事で書いた通り、自分的には新しいNISA制度で購入する予定の投資信託・ETFは出そろったので、とりあえず一安心したところでしたが……

 

 

ちょっと前(8/1付)ですが、第三弾のリストも発表済ですね。

 

 

個人的には来年からの新しいNISA制度において購入予定にしていたeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)は第一弾リストで、日本株の高配当系のETF2本(1577NF日本株高配当70と2529NF株主還元70)については第二弾リストで該当となることを確認できていたので、第三弾については「発表されているなぁ」というくらいの認識でした。

 

ただ、色々と他の方のブログを見て勉強させてもらいつつ、参考にさせてもらったりしていますが、個別株とか投資信託で言えばアクティブファンドを主戦場としている方たちのはあまり見ていなくて、いわゆる「インデックス投資」をメインに「長期投資」されている方が多いですし、その方たちはこの第三弾リストについても当然ブログでも取り上げられている方が多いですね。

 

そんな方たちは、このリスト第3弾に関しての注目点として、野村アセットマネジメントの「はじめてのNISA」シリーズが対象に入ったということを取り上げられている方が多いですね。

 

 

NightWalkerさんのブログとかでも、やはり取り上げられていました。

 

 

8月上旬の時点では全世界株式を対象とする投資信託の中で信託報酬最安値(0.05775%)ということで注目されていた「はじめてのNISA」シリーズの全世界株式インデックスも当然第三弾リストに含まれています。

(リリース的には「成長投資枠」のリストということになっていますが、はじめてのNISAシリーズは当然「つみたて投資枠」の対象にもなっています)

 

このリスト発表に先立ち、このはじめてシリーズについては(発売当初は野村證券だけでの販売でしたが)SBI証券での取り扱いが発表されましたし、また第三弾リスト発表の少し後にはauカブコム証券でも取り扱われることになりましたから、販売窓口(=NISA口座を開設する)証券会社の選択肢も広がっていて、ちょっと前まで信託報酬最安値といううたい文句が効いていて、シンプルに投資効率を狙うならeMAXIS Slim一択という雰囲気もあったインデックス投資界隈でしたが、ちょっと風向きが変わりましたかね。

 

この記事を書くタイミングとしては出遅れでして、この第三弾リストについてとか、はじめてシリーズについては多くの方がブログでも取り上げられていますから、興味ある方はいろいろと探してみてもらえればと思いますが……

 

新しいNISA制度の中で購入予定だったeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)とはじめてのNISAの全世界株式とは日本株式を含むかどうかだけで投資対象としては被っていますし、信託報酬は安いに越したことはないというところの中で、さて、個人的にはどうするかなぁというところを書いておこうかなと思います。

 

信託報酬については、eMAXIS Slimシリーズお得意の追従手法で同等まで下がることがすでに発表されました。

 

 

インデックス投資家界隈では、その他社に追従して信託報酬最安値を設定するというeMAXIS Slimのやり口に対してあまり良く思わない方もちらほらいるようですが……

まあ、言わんとすることはわかりますし、業界的に安値追及のし過ぎは何かとネガティブな影響が出てこないとも言い切れないので、スケールメリットを前提とした最安値というのはインデックス投資信託という商品(あるいはその商品をめぐる適正な販売競争)の健全性は大丈夫なのかな?というところはあります。

 

とはいえ、一般投資家としては、パフォーマンスが同等であるならば、信託報酬安いに越したことはないよねというのもまた素直な感情だし合理的な判断であろうとも思います。

 

というところで「はじめてのNISA」が発表された時点で、予定していた「除く日本」にするか「はじめてのNISA」の全世界にするか、というのはちょっと考えました。

 

 

ただ、そもそもわざわざ「除く日本」にしたのは、新しいNISAでも日本株の高配当ETFを一定程度保有する予定だからです。

 

それを前提とするなら、信託報酬の安さだけで「はじめてのNISA」にするのは前提が崩れるので、そうなると予定通りの「除く日本」にすべきだろうけれど……

ただ、実際のところ現状eMAXIS Slimの「オールカントリー」は日本株を含むといっても全体の5%程度で、基準価額の動き的にはほとんど差はない。

だとすれば、信託報酬が約半分の「はじめてのNISA」にするのも一考すべきかなと思っていたんですよね。

 

などと考えていたんですが、そうこうしているうちに、eMAXIS Slimオールカントリーが信託報酬を引き下げることが発表となり、それに伴い「除く日本」も同程度に引き下げられることとなりましたので、自動的にこの逡巡も終了。

結果的には予定通りで良いかなという感じになりました。

 

現状、全世界株式で信託報酬最安値を競い合ってる投資信託の中では「除く日本」という設定のものがeMAXIS Slim以外では無いので、(信託報酬が同程度なのであれば)検討の余地はないのかなと思います。

 

そもそも、信託報酬の引き下げもほぼ限界でしょうし、仮に今後わずかに安い設定の投資信託が出てきたとしても、誤差程度の話になってきてしまいます。

そのうえ、日本も含んだ全世界株式に比べるとどうしても「除く日本」という投資信託は規模も小さくならざるを得ないでしょうから(実際、eMAXIS Slimシリーズでも、「除く日本」は純資産総額は約3000億円(これも日本の投資信託としては相当大きな規模ですが)、オールカントリーが1兆3000億円オーバーで文字通り桁違い)、追随する低コストを標榜する全世界株式を対象とした投資信託が「除く日本」を設定する可能性も低いのかなと予想します。

 

なので、今後何かすごいのが出てこない限りは、新しいNISAについては当初の計画通りeMAXIS Slim全世界株式(除く日本)の購入を軸にする予定です。

 

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