結構前(2021年8月)にアップされていた記事ですが、最近見かけたネット記事からの雑談です。

 

 

日経BPから発行された「大恐慌の勝者たち」という書籍をもとにした記事です。

この中で、世界大恐慌を分析した本書から示唆される、暴落に対してどのように対応すれば良いかというポイントがいくつか提示されています。

 

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この中の2番目、『株価のピークを伝えた「靴磨きの少年」と「ホームレス」』の話、ジョセフ・ケネディの靴磨きの少年のエピソードの方は、なんとなく知っていましたが、バーナード・バルークの話は聞いたこと無かったです。

 

ジョセフ・ケネディの話は、NHKのバタフライエフェクトでも紹介されていましたね。

 

 

 

この回では、世界恐慌の発端となった1929年のアメリカでの株価大暴落にまつわるエピソードが紹介されていました。

 

ケネディの話も、それにまつわるストーリーとして紹介されていたんですが……

 

 

職業=相場師なんですね(;^_^A

 

このあたりのエピソード、教訓としては「素人が前のめりに株式市場に参入して、盛んに株を買っているということは「買い需要は出尽くした」ことの表れである」ということなんでしょうね。

 

昨今だと、昨年急速に円安が進んで一時的に150円を超えた前後、盛んに「これからはドル」「円はどんどん目減りする」とマスコミやネット界隈(SNSやYoutube)が悲喜こもごもに盛り上がったのが思い出されます。

 

僕自身は、基本的には今後(ある程度長い目で見れば)円安が進んでいくと思っていて、だからこそ保有資産の現状は海外株式の投資信託がメインになってたりもするわけですが、短期的な上がった下がったはそれほど気にしていません。

 

ただ、昨年のこの円安(に伴うドルブーム)で煽られて外貨預金とか、外貨建て〇〇的な商品に手を出した人は一定数いたんだろうなぁというのはなんとなく想像できるわけです。

 

最近また同水準まで円安になっていますが、今年の冬に130円くらいまで円高に戻したりもしてますし、そういう煽られた人たちのうちこれまた一定数は過程で焦って損切りというか円に戻す行動をした人もいるんでしょうね。

 

映像の世紀のこの回で、ジョセフ・ケネディの靴磨きの少年のエピソードが紹介されていたのですが、その際のケネディの言った言葉が結構印象に残っているんですよね。

 

 

暴落前に売り抜けた後の言葉ですね。

「最高値まで頑張りとおすのはバカ者だけさ」と。

 

相場師という紹介の通り、安値で買って高値で売るという投資スタイルなのでしょうから、長期保有を前提として資産活用にチャレンジしているわが身的にはそのまま受け取ってしまうこともできないわけですが……

 

長期投資に役立つ言説に強引に言い変えるなら、逆説的ではあるけれど、「上がりすぎた株価(相場)はいずれ下がるし、下がりすぎた株価(相場)はいずれ上がる」ということであると考えても良いのかなと思います。

特にインデックス投資というスタイルを取っているということは相場の平均は(短期的に上がったり下がったりはあるにせよ)長期的には右肩上がりになる、ということを過去の実績から推測しているわけですから、最高値とか最安値とか考えずに愚直にやるということが、一見逆説的ではあるけれど、ケネディの言葉からの学びになるんじゃないでしょうかね。

 

ところで、この回の映像の世紀で知ったこと。

 

当時、エジソンが発明した市況速報機についての話。

 

 

ティッカーというこの機械は、株価などの情報がリアルタイムに(実際にはある程度タイムラグがあったようですが)知ることができるものということで、様々な場所に設置されていたようで……

 

 

こんな感じでみんなで見ていたと。

今だと駅のホームなんかでスマホを眺めている光景的な感じでしょうかね。

 

 

Wikipediaによれば、18世紀後半にすでにこういう機械が実用化されていたというのも凄いなぁと思いますが……

 

ティッカーといえば、アメリカあたりだと銘柄をアルファベット数文字で表記していて、それがティッカーシンボルっていうよねと……

 

 

まさに、このティッカーで表示する際の省略名=ティッカーシンボルなんですね。

これは教訓というより豆知識の部類ですが……

まあ、いくつになっても新しい知識が得られるのは楽しいものです(´艸`*)

 

 

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