現状、僕自身は投資信託に関しては、オルカン主体で少し興味のあるインデックスを買ったり、長期的にある程度の額になるように金の投資信託を買ったりしています。
あとは、老後を睨んだ自分年金ということで日本株の高配当株式のETFが主力という感じで買っています。
そう、昨今流行りのAIとか半導体とかの銘柄には目もくれず、距離を置いて安定した運用を心掛けてきたはずだったんです…
なのに、完全に騙されていました!( ̄▽ ̄;)
例えばオルカンですが、5/29の月次レポートを見ると…
がっつりAI・半導体銘柄のNVIDIAが組入銘柄のトップで5%近くも含まれているじゃないですか!!
その他、7位に入っているブロードコムとか8位のTSMCとかも半導体銘柄として有名!
その3社だけでオルカンの8%弱。その他の組入上位銘柄も大なり小なり半導体に投資している会社ばかり!
イヤ━━━━((((;゚Д゚))))━━━━!!
って…
もちろんネタですよ(為念)
普通に考えて…
オルカンの場合、時価総額加重平均の指数ですから、時価総額が大きい=株価高い大型株の比率が高くなり、必然的に流行りの株式が上位に顔を出すことは当然のことですね。
逆に言えばオルカンを買っているだけで、今はやりのエヌビディアにその投資額の5%を投資していることになるわけで、株価上昇の恩恵は相応に受けられているということでもあります。
(当然、特定銘柄なりセクターが大きく値を下げる場面では組入比率相当の痛手をこうむることにもなります)
オルカンが連動を目指しているMSCI ACWIは「全世界株式」の指数ではあるものの、投資信託としてのオルカンの中身は先進国株式(除く日本)と国内株式インデックス、新興国株式インデックスのマザーファンドの集合体です。
そうは言っても米国が過半を占めるACWIとは違って国内株式とか新興国株式とかの中身は半導体から距離を置いていたりしない?ってことで見てみましょう。
まずは国内株式。
僕自身は国内株式市場の平均的な値動きとしてはTOPIXを見て把握しているんですが、オルカンの中の国内株式とはMSCIジャパン・インデックス指数(に連動するマザーファンド)を指します。
指数の方のHPも見たんですが銘柄の構成比率など確認できなかったので、簡易的な方法ではありますが同指数に連動する投資信託の紹介ページで確認しました。
MSCIジャパン・インデックスに連動する投資信託 ⇒ 楽天・日本株式インデックス・ファンド
組入上位の10銘柄は以下の通りです。
この中で言うと、アドバンテスト、東京エレクトロン、ソフトバンクグループの3社は半導体銘柄と言ってよいかと思いますが、その比率の合計は7.89%と3社だけでも国内株式にあってそれなりの存在感です。
オルカンのうち5%は日本株ですから、オルカンのうち日本株の半導体銘柄が占める割合は5×0.0789≒0.4%ほどになります。
もっとも、素材だったり機械だったりまで含め、半導体に何らかの形で関わっている企業は上記3社以外にも多く、「AI・半導体」という特定の分野の株価が指数に与える影響はそれ以上だろうとは思います。
それでは新興国株式はどうでしょう…
ってまあ、昨今は上がるにせよ下がるにせよ、激しい値動きをしていることからもわかる通り、国内株式以上に半導体指数化しているであろうことは容易に想像できますね。(;^_^A
オルカンの新興国株式を対象とした部分はMSCIエマージングマーケットに連動するeMAXIS Slim新興国株式インデックスの2026/5/29現在の月次レポートで構成銘柄の上位を確認すると以下の通りです。
まあ、デスヨネーって感じですが…
1位のTSMC、2位のサムスン、3位のSKハイニックス、6位のメディアテックあたりまでは、どストライクな半導体銘柄ですかねぇ…
その合計で28%ほど、その他多少なりとも半導体界隈の影響を受ける会社も含めれば新興国株式インデックスの3割程度は半導体インデックス化しているという感じなのでは無かろうかなと。
オルカンにおいて新興国株式は1割強を占めていますので、オルカンのうち4%ほどは新興国の半導体銘柄が占めているということになります。
(TSMCはオルカンの構成銘柄の上位にも入っていますので、オルカンと新興国の組入上位銘柄としては重複して掲載されています)
つまり、今新興国株式インデックスに投資するということは少なくとも1/3程度は半導体銘柄に投資しているということです。
実際には事業の一部として半導体関連に関わっていたり、工作機械メーカーであっても半導体製造装置に強い会社があったりということもありますし、国内外問わず半導体という製品や業種の市場への影響はこの数字以上に大きなものと言えるかもしれません。
こうやって見ると、インデックス投資をしている中になって半導体銘柄の影響を排除するのは(少なくともメジャーなインデックスでは)難しいことと言えそうです。
そうでなくても、これだけ市場での存在感が増していると、巷間言われているように今の半導体銘柄の高騰はバブルであり、いずれはじけるという事態に陥るのだとすれば、その時は当然に市場全体に大きなネガティブな影響を及ぼすことは容易にイメージできます。
僕自身についていえば、意図せざる結果としてではありますが、(インデックスの構成銘柄として)半導体銘柄にもいくばくかは投資していることになりますので、今の好調さを基準価額の上昇という形で享受しつつ、今後の半導体業界の趨勢によっては良くも悪くも資産が影響を受けることになることは認識しておきたいと思います。
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