ちゃ〜お、皆さま、ハッピーイースター!
2024年のパスクワ(イースター)、イエス・キリストの復活祭は3月31日の日曜日。今日やでぇ〜!!
暦の関係で日付は毎年変わるけど、必ず日曜日にお祝いするって、決まってる。いわゆる移動祝祭日。




イースターは「春分の日の後にやってくる満月の次の日曜日」って決まっているから、毎年、同じ日にお祝いするわけではない。また、同じキリスト教でもカソリックやプロテスタント (西方教会) と、ギリシャ正教会 (東方教会) では、教派によってイースターの日付が異なる。

西方教会はグレゴリオ暦 (イタリア語では Calendario Gregoriano / カレンダリオ グレゴリアーノ) を採用している。
グレゴリオ暦とはローマ教皇グレゴリウス13世が、1582年10月15日の金曜日から使用を定めた太陽暦で1年を365日で計算する。

太陽暦とは、地球が太陽の周りを回る周期を基にして制定された暦法であり、太陽を基準に考え、1年を365日として12カ月に分けている。
誤差に関しては閏年 (1年が366日) で帳尻を合わせる?!因みに閏年は400年間に97回ある。

なので、ローマンカソリックの信者が97%を占めるイタリアでは、西方教会の教示からイースターは毎年、3月22日から4月25日の間にやってくる。

イースター・復活祭は、イエス・キリストが十字架にかけられ磔刑に処されたあと、3日後に蘇った「復活」という奇跡をお祝いする宗教祭日。
と同時に、草木が芽吹く生命の誕生を意味する「春の訪れ」をお祝いする祭日でもある。


イースターといえば、なんと言ってもシンボルになるのが、チョコレートで作ったカラフルな卵に可愛いうさぎ。そしてヒヨコちゃん。

卵はイースターエッグ (イタリア語では Uova di Paspua / ウォーヴァ ディ パスクワ) と言い、うさぎはイースターバニー (イタリア語では Coniglietto Paspuale / コニリエット パスクワーレ) と言い、ヒヨコはイタリア語で Pulcino / プルチーノって言う。可愛い響きやなぁ〜♡





卵から命を授かることから、イースターエッグは「生命の象徴」と言われ、同時に命が蘇る「再生・復活」をも意味している。
うさぎはたくさん赤ちゃんを産むので、イースターバニーは「多産・繁栄の象徴」であり、「豊穣」を意味するおめでたい春の生き物として敬われる。

さて、さて、去年のイースターに引き続き、今年も食べたよ。お祝いしたよ! ミラノ、ヴィットリオ エマヌエーレ2世アーケードの中にある老舗カフェ、マルケージのイースターチョコレート。




マルケージは1824年に創業して、今年は丁度200年経った嬉しいお祝いの年。
創業200年祭を記念して作られたボリュームたっぷり、栄養価抜群のチョコレートケーキを頬張りながら、束の間だけど、仕事の合間にプライスレス タイム満喫しましたよぉ〜♡






皆さまも素敵なイースターホリデーをお過ごし下さいね。 ちゃ〜お! アッ プレスト (またね〜)!

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