日本代表のキーパーの鈴木彩艶選手!
かなり叩かれていた。
確かにイラク戦では、高いシュートのパンチングを真ん中に弾くというミスがあっての
失点だった。
彼が21歳という若いキーパーなので、経験不足は歪めない。
しかし、インドネシア戦の後半のアディショナルタイムに
右からのインドネシアのロングスローで守備陣が真ん中に集中し
競り合った中央で、ヘディングされたボールがガラ空きの左サイドに流れ
キーパーと1対1となって、決められたのを、キーパーのせいにはできないだろう!
それを0で抑えるべきなのに、得点を許した・・って
キーパーと1対1になった時点で無理だろう。
防いだらスーパーセーブだよ。
むしろ守りの布陣を決めれていないディフェンスに問題がある。
そしてそれは冨安が交代していなくなった後だった。
冨安がいた時間は、ディフェンスのラインをコントロールしていたし、
中盤や前線の選手に前に行くように指示していた。
そしてラインを上に上げることで、中盤が生きた。
おかげで旗手が縦横無尽に動くことができて、
堂安と久保が中盤から後方に降りなくても良くなった。
願わくば、久保は右サイドから前線中央まででの動きで止めてもらったら
彼は生きると思うんだけど・・・今までは、ボールが来ないから動き過ぎだったんだよね。
冨安がいたおかげで、本当に中盤の動きが活発になったし、右サイドバックの上がりも多くなった。これは右サイドバックに入った毎熊選手が良かったということなんだけど。
さて、キーパーの彩艶だけど、スーパープレーがあった。
ボールをとって前線の堂安にいきなりのロングパス、堂安がシュートするも、
惜しくもゴールの枠に入らない。
これが決まっていたらスーパーアシストだったんだけどね!
ヨーロッパサッカーでは常識だけど
これをやれるキーパーは日本代表にはいなかったんだから。
このシーンをもっと褒めろよ・・
日本人の多くのサッカーファンは得点シーンばかり見るけど、そこに至る過程や
ディフェンスの細かな動き、もっとここに注目したら
サッカーももっと面白くなると思うな
彩艶頑張ってくれ!
予選のグループリーグで3回続けて出ているのは彩艶しかいない。
昔、権田はミスした選手に対して、胸を張れって怒った。
ミスした選手が凹むと、ファンからの非難と自己嫌悪で、本人が潰れてしまう。
ミスした時こそ、ふざけるなと!気概が必要ですよ。
彩艶、頑張ってくれ!