堀ちえみさんの記事から、

恐らく多くの人が免疫といえば、抗体が浮かぶのだろう。

だから抗体を作らないと、感染する。感染したら重症化するというロジックが

働くのだろう。

免疫は、抗体を作るB細胞だけではなく、自然免疫、細胞性免疫であるT細胞があり、

それらの免疫細胞が出している受容体もいくつもあり、細胞が分泌するサイトカインも何種類もある。

ものすごく複雑にできているというのが免疫です。

実際は、自然免疫、T細胞が大きく働いているから守られているのではと思いますね。

 

自然免疫……体内に侵入した細菌・ウイルスや体内で発生した異常細胞をいち早く感知して、排除する免疫反応のこと。

好中球、樹状細胞、マクロファージ、NK(ナチュラル・キラー)細胞などがこれを担っている。

さまざまな病原体に対して幅広く対応する自然免疫に対し、「液性免疫(抗体の免疫)」や「細胞性免疫」など、病原体を記憶して再侵入したときに直ちに働く免疫反応を「獲得免疫」と呼ぶ。

哺乳類など脊椎動物にしかない獲得免疫に比べ、あらゆる昆虫や動物がもっている自然免疫は原始的なものと考えられてきたが、近年ではウイルスや細菌の種類まで認識する高度な能力をもつと再認識されるようになった。

 

T細胞……免疫細胞であるリンパ球の一種。

T細胞には病原体の侵入やがんが発見された際に抗原情報を受け取り、さまざまな免疫細胞に攻撃の指令を出すヘルパーT細胞、感染細胞やがん細胞などを攻撃するキラーT細胞などがある。免疫機能で重要な役割を果たしている。

 

以上は、宮沢孝幸,鳥集徹. コロナワクチン 失敗の本質より引用

 

因に、これらについては、京大の宮沢孝幸准教授とジャーナリストの鳥集徹氏の

「 コロナワクチン 失敗の本質」に詳しく書かれていますのでお読みください。