いっしゅん信じられなくて、そして見直すととても悲しいタイトルだったのでした。
もうずいぶん昔、雑誌りぼんにすっごく面白くてキレてる漫画が載ってるって小耳に挟んだのがちびまる子ちゃんでした。
すぐに貪るように読んで、ロンドンに留学してる友人の励ましにサザエさんの単行本と一緒にちびまる子ちゃんのりぼんコミックスを送りました。
そのコミックスには、まるちゃんのお母さんがメインの話しがあって、私はそれを読みながら心を揺さぶられてポロポロと泣いてしまったからです。
ちびまる子ちゃんには、色んな深くて懐かしくて隠し味のような少しの渋みと優しい感情が詰まっていて、悩んで疲れた時には、まるちゃんの真似して、
「わたしゃ疲れたよー」
って声を出してみたりして、そうすると肩の荷が降りてそれほど深刻なことじゃなくなったような気がして、前に進むことが出来ました。
この先も、きっと私はまるちゃんのモノマネしながら何度もこの言葉に救われていくんだろうな。
心の中のまるちゃんとともに、これからも。
かれん