久しぶりです、サトシです。

 

今回は、近未来の食について書いてみたいと思います。

 

みなさん、食生活には気を配っていますか? 

 

私はあいにくカップ麺が多いのが実情です(笑)。

ささやかな抵抗として、サラダ類を摂るよう努めていますし、

タンパク質(肉や大豆)も必ず摂るようにしています。

 

ここで、栄養学の話をするつもりはありませんが、

私はサラダによって、繊維・ビタミン・ミネラルを摂取できると思ってますし、

肉類や豆腐・納豆などにより、身体の大部分を構成する筋肉を中心とした組織の

栄養と思って摂取しています。

カップ麺(笑)は、単に好きだというのもあるけれど、

ご飯代わり? つまり糖質(エネルギー)として、また満腹感を得られるので、

(本音を言えば節約も兼ねて)よく食べています。

 

さてさて、とたんに壮大な話になりますが……。

世界の人口爆発に対して、食糧が十分に供給できるかが問題になっています。

日本については、食料自給率が問題にあがります。

 

企業や研究所が協力して、いろいろ対策をとっていることがテレビでわかります。

例えば、人工肉を培養して、最近では食感も再現できるようになっています。

目下の課題はコストで、ひとかけらの人工肉が何万円もかかるのが現状です。

しかしこれは、時間が解決してくれるでしょう。

 

また、野菜に関しては、巨大な工場内で水耕栽培+LEDライトを使用して、

何重にも上に連なる「畑」で栽培することにより効率化を図り、

害虫や疫病を心配しない状態で出荷可能になるようです。

 

ということは、日本の食に関する未来は明るいですね〜? 

 

ん? 本当にそうでしょうか? 

 

野菜について言えば、植物は土の中に存在する菌類・細菌類と共存しており、

彼らと栄養のやり取りをしながら、植物の中に入り込んだりして共存共栄してきました。

人類はそれらを食べて生き残りました。

土に関する研究は最近になってやっとわかり始めたばかりで、「土 = 宇宙」と

言っても過言ではないくらい未知の世界だと言います。

 

肉に関しても植物と同様で、牛はそうした草を食べて育つ結果、

草に内在する菌類も摂取していることになると思います。

人類は、そうした牛肉や牛乳を摂取してきたのです。

 

 

さ〜、何を言おうとしているか、察しの良い方はわかると思います。

 

人工肉や水耕栽培による野菜類は、果たして宇宙とも言える母なる大地の

栄養なり(無害な)細菌類なりを吸収してきたのと同等なものを作れるのか? 

という大疑問なのです。

 

たぶんその答えは、ノー でしょう。

 

だとすればやるべきことは、工場や研究所を出て自然に帰れ、ということです。

植物を工場で栽培するという発想は、まさに映画「マトリックス」で描かれた、

人間を栽培して人工知能のエネルギー源とすることに似ています(似てないか)。

 

人類は大地と共に生きてきたし、その地下という未知の宇宙で行われている

微細な生命活動の恩恵を受けなければ、健康を維持できないのでは? 

と近未来に備えて今から心配しているのです。