作るよりも買った方が安いもの

 

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こんにちは、サトシです。

「#作るよりも買った方が安いもの」ってね〜? 

誰がこんなお題を考えたのだろうと、思わざるを得なかったよ。

 

だってさ〜、弁当にしたって、宅配ピザにしたって、自分で作るより安いっしょ? 

食に関していえば、農産品すべてにおいて、自分で作るより安く享受できるはず。

調理するにしたって、食材を買い集めたり調理したり後片付けする手間を考えたらね? 

 

工業製品にしたってそう。

DIYがはやりだけれど、売られてる製品より高品質に仕上げようとしたら、

素材や仕上げに大変な気を使わないとならないだろう。

それを妥協して安価に作るとしても、作業時間というコストがかからない訳ない。

ただし、DIYを進んでする人たちは、作る過程自体がイベントであったり、

エンタメであり、作る過程を楽しめているはずだから、

それを考慮すれば割に合っているのかもしれない。

 

例えば、Knot という腕時計の会社がある。

創業者が、機械式の時計を国内でいかに安く提供できるか、ということにこだわり

立ち上げた会社で、センスのいいシックな時計を数万円という破格の値段で売っている。

微細なひとつひとつの部品にも1円未満の仕入れと熟練した工員によって

量産して成功している。

 

 

仮に、部品をすべて集めて自分で作るとしても、

店頭の価格以上に行くことは間違いなく、

それ以前に組み立てることもできないだろう。

 

 

つまり何が言いたかったかというと、

売られているすべてのものより、安く済ませるなどというのは

ひょっとすると奢りであり、「まとも」な商品・製品なら

自分で作るよりも遥かに高品質なはずだと思う。

 

反対する向きもあるだろう。

いや俺は自分でPCを安価に組み立てたぜ! とかね。

そうはいっても、動かすためのOSまで作る人は稀であるに違いない。

OSを作るには、高い技術力・知識が必要であり、時間もかかる。

それらを考えたら、既製品を買う方が理にかなっていよう。

もちろん、プログラミング自体が好きなのであれば別だけれど。

 

要は、「競争優位」という考え方で、

個人が安くできることには限界があると思う。

企業は、いかに安くいかに高品質にするかで日夜戦っているのだから。

 

そういうこと。

すべてのものは(不良品でない限り)作るより買った方が安い。

 

あっ、ヨーグルトは例外かも?(笑)。

 

ただし、自分で牛飼って搾乳する人は少ないだろうな。