先の投稿に関連してーー。

 

 

 

ちまたには統合失調症の予備軍に溢れていそう。

特に関係妄想が健常者と思われれる人にも散見される。

 

先ほど、妻がパート先から1時間半の休憩で一時帰宅した。

遅めの昼食をとって軽い休みを取るのが通例だ。

そして職場の状況を私と話し合った。

 

ふだんからいろいろ話してくれるので、誰がどんな性格でどんな働きぶりかは、妻の目を通して私もだいたい把握できているつもり。

その話の中で、今日はこんな話があったーー。

 

フロア(=ホール)を担当する店長が、同じフロアの2人の動きが悪いと、キッチン担当の妻にこぼしていたらしい。

妻に愚痴るのでなく、店長から直接2人に指示出しすればいいのに、と私が妻に提案した。

 

ところが、である。

この店では、そうした話ができない、というかしてはいけない暗黙のルールがあるようなのだ。

深堀りしていくと、要はお客さんから色々と苦情が本社の方に入るという。

 

例を挙げると、店内からは見えないキッチンで談笑していた時に、客から「うるさい」との苦情が入った。これはある点では仕方ないかもしれない。

他の例では、やはりキッチン内でとても具合の悪いスタッフに対して、何度も帰ったほうが良いと勧めていたスタッフがいた時に、やはり客から苦情が入った。

なんでも、「店の人から帰れ帰れ」と言われたとの苦情だったらしい。

また他にも、店内で業務上の話をしていたことに対して、自分の悪口を言っていた店員がいた、との苦情が本社に伝わったという。

 

妻の話を聞きながら、統失の私は呆れてしまったよ。

それはもう、立派な関係妄想だよね。

病院に行ってみてもらったほうがいいよ(笑)。

 

冗談はそれくらいにして、私が心配するのは客の過剰な妄想のために、妻の職場のスタッフたちは、下手に業務上の話もできないがんじがらめの状態で、業務を回したり新人を育てていかなくてはならないようなのだ。

 

思うに、お客に聞こえないよう気を配ってヒソヒソ話すから誤解されるのであって、そうではなく堂々と業務用語を使えば良いのだ。

「誰それさん、何番テーブルの食器を下げてくれる?」とかなんとか。

 

そうしないと、気が利かないスタッフや意図的に楽をしたいスタッフはブラブラして、そうでないスタッフばかりが割りを食うだけでなく、次第にお互いがギスギスしてくるのでは、と心配してしまうよ。

 

それにしても店にやってくる客たちは、自意識過剰なんだか、妄想が強いんだかわからないけれど、そのせいでスタッフたちは不要な苦労を強いられている。

もし、苦情があるのであればその場で本人に伝えたほうが効果的だと思うのだが、現状はそう考えない人の方が多いようだ。

 

統失の私がおかしいのか? それとも世間一般の対応がおかしいのか? 

わからなくなってくる。

 

そうして、妻はまた戦場に戻って行った。