『ひな祭りの茶会』 | セルフブランディング プロデューサー 『さいとーさん』愛の通信

『ひな祭りの茶会』

3月17日
 
京都 四条烏丸近郊という
好立地なロケーションにある
 
築130年の京町家 玄想庵 にて
 
『ひな祭りの茶会』
 
お招きをいただきました。
 
冷たい雨が
降りしきるなか
 
静寂の中
 
一つひとつの
雫の音色を愉しみながら
 
お茶をいただく
 
これほど
贅沢なものはありません。
 
自然と一体となって
体感する楽しむことこそ
 
まさに
本物であり
 
それゆえ
数百年綿々と引き継がれる
 
茶の湯の伝統文化
 
奥ゆかしさこそ
日本人が世界に誇るべき
最高の価値ではないでしょうか。
 
 
 
数百年
伝統文化が引き継がれていくのは
 
並大抵のことでは
ないはずです。
 
間違えてはならないことですが
 
ただ
守るだけでは
 
飽きられて
廃れていく運命にある。
 
数百年
絶えず時代と共に
進化し続けてきているからこそ
 
高く貴い
文化価値となるのです。
 
こうして
ときおりお茶席にお招きいただき
 
自分を整え
 
相手を思い遣り
 
世界を拓く
 
気と魂と体が
三位一体と成れる
 
お茶席は
最高の教育だと思います。
 
最近は
インバウンドの方が
 
こぞって
茶の湯で提供する
生菓子創りに挑戦される
 
また
その様なパーソナルな高額講座が
すごく売れているのも頷けます。
 
世界のセレブは
日本文化の本質を学びたがる
 
それは
フランス語でいう
 
「ノブレス・オブリージュ」
 
エリートとして
富裕層として
 
必要な素養は
世界共通であり
 
だからこそ
その必要性を感じ取り
 
日本の茶の湯を
積極的に学ぶのだと思います。
 
 
 
それらを踏まえ
 
いつの時代も
変わらないものは変わらない
 
ことを
心に銘じ
 
それゆえ
 
時代にあわせて
新しいスタイルの茶の湯を
 
カタチにできないかと
考えております。
 
 
 
機が熟すタイミングにて
お披露目したいと思います。
 
よろしくお願いいたします。
 
 
 
帰り際
 
3年前に閉園した
滋賀県愛荘町にあった
手織りの里
 
そこにある
桜の木が伐採されることになり
 
その形見の枝の一部を
頂戴しました。
 
桜の木は
とても生命力が強いがゆえ
 
僕を含め
多くの茶会参加者によって
 
伝播していくのは
 
これもまた
日本文化のより良き伝承となる
 
その様な
感慨をもって
 
手織りの里の桜の命を
引き継ぐことができたのも
 
茶会に参加した
大きな喜びとなりました。
 
 
 
本物との出会いこそ
人として
人生として
最高の悦び
 
人生の成否は
本物との出会いの数に
比例します。
 
お招きくださった
野口えみ子さんに感謝です。
 
どうも
ありがとうございました。