マスコミからの「調査票」と「アンケート」 | Making Our Democracy Work! 石井登志郎オフィシャルブログ Powered by Ameba

マスコミからの「調査票」と「アンケート」

衆議院は解散となると、その前後から報道各社からこれまでの経歴や連絡先、趣味などを記載する「調査票」と、政策に関する「アンケート」が大量に届きます。これをきちんと記載しないと、アンケート欄に「回答なし」などと四文字で書かれるとすごく感じ悪いので、一気に処理をしてしまわなくてはいけません。

ただ、毎回、記者さんらに言っているのに改善されない問題がたくさん。まず、「調査票」。同じような事項を、10社くらいから書かされて、労力の浪費としか言いようのない作業が降ってきます。ま、スタッフに書いてもらうんですけどね。それはそうと、私はかれこれ、この選挙区で4回目なので、「前回と同じ!」の一言で片づけたいのですが、若い記者は「すいません、そう言わずに、イチから書いてくださいよ。」と返してきます。また、各社ほとんど似た内容なので、「共同通信がまとめて、統一フォームにしたらどうですか?」と毎回言いますが、「私が偉くなったらそうします」との記者殿のお返事。ぜひそうしてもらいたいのですが、こういうやり取りを毎回やっているような気がします。

「アンケート」もこれまた厄介です。例えば憲法について、「あなたは改正に賛成ですか、反対ですか?」という問いがあります。答えは二者択一で、「はい」か「いいえ」。私の答えは、「見直しや議論は当然行うが、改憲ありきでも、護憲ありきでもない。内容次第。」です。しかし、二者択一をしなくてはいけません。「はい」と答えても「いいえ」と答えても、その時点でその回答にそってイメージができてしまうので、すごく悩ましいです。いっそのこと、全部、記述式のアンケートばかりの方が正確ではあるなと思う、今日この頃でありました。

アンケートを参考に投票先を選択される有権者もたくさんいらっしゃいますから、どんなイメージを持たれるか、それを思い浮かべながら、さくさく進めて行きます。この忙殺感、選挙だなー。