衆議院解散を受けて | Making Our Democracy Work! 石井登志郎オフィシャルブログ Powered by Ameba

衆議院解散を受けて

本日、衆議院は解散をしました。

二年前の総選挙で落選し議席を失った私は、この二年間、人生にとって貴重な経験をさせていただく時間を持つことが出来ました。この間、多くの皆様とじっくりお話する機会を持ち、政治や日本の未来に対する市民の皆さんの率直なお考えに触れることができました。また、個人的には昨年11月に父となり、子育ての素晴らしさと大変さを感じながらも、子どもたちの未来に対し責任ある政治の重要さを、ひしひしと感じるようになりました。
今思えば、2009年に38歳で初当選させていただいた私は、独りよがりなところもあり、政治家として、また人間として、60万人の西宮・芦屋市民の代表として国政で活動するには、未熟な点が多かったように思います。もし2012年に再選されていれば、政治的には更なる成長をしていたことでしょうが、ものの価値観そのものは、2009年のままで止まっていたかもしれません。

落選の経験とその時間は、確かに苦しく、時に自尊心を傷つけられることもあり、楽しいものではありませんでした。ただ、家族と過ごす時間の大切さ、本当に期待していただける方と共有する思いが何かを、私に確かな思いとして胸に深く刻み込んでいく、そんな時間でもありました。

今回、個人的には文字通り「背水の陣」です。ただそれ以上に重要なのは、日本の針路が問われる、大きな大きな節目です。アベノミクスと言われる一連の経済政策や、独善的な安倍政権に歯止めをかけるとともに、本来は選良と言われるはずの政治家一人一人の人間性をも問われる選挙だと思います。全身全霊で臨むと共に、産まれてきた娘が、後々に振り返る中で、今回の私の戦いに際し、父は誇るべき人だと言ってもらえるような、そんな戦いにしたいと思います。

捲土重来を果たす時がやってきました!
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