今年も、熱闘! 甲子園! JR甲子園口から甲子園球場まで、路面電車を通したらいいのになぁ。 | Making Our Democracy Work! 石井登志郎オフィシャルブログ Powered by Ameba

今年も、熱闘! 甲子園! JR甲子園口から甲子園球場まで、路面電車を通したらいいのになぁ。

この夏も、わが街・西宮市は甲子園球場に全国各地からの高校球児とその応援団、高校野球ファンを迎えています。何というか、一種独特な空気に包まれるこの季節、いつも市民同士で話をするのが、「この盛り上がりを、もっと地域活性化につなげたいよねー。」という声です。

そこで、私の一つの提案ですが、JR甲子園口駅から阪神甲子園球場まで、お洒落でイケてる路面電車を整備してみたらどうだろうか、というものです。甲子園球場には、阪神甲子園駅からは徒歩1~2分と直結していますが、JR甲子園口駅からは歩けば30分、バスでも10分以上の距離です。毎年、JR甲子園口が最寄駅と勘違いしてしまった遠方からのファンが、実は歩いて相当な距離であることを駅を降りてから初めて知り、そこでショックを受ける姿を、幾度と見てきました。JR甲子園口という名前ですから無理もないのですが、この構造を、うまく使える手立てはないかと考えるものです。

ご存知の方も多いと思いますが、西宮市には1970年代中頃まで、路面電車が走っていました。ひとつが国道二号線を神戸から大阪まで、もう一つは上甲子園から甲子園球場を通って浜甲子園まで甲子園筋を走っていました。戦前から市民の足として親しまれてきたようですが、自動車の交通量も増え、利用者も減少したことから廃線となったようです。現在、路面電車が走っていた路線とほぼ同じルートはバスが通っていますので、それで用は足りているという話もなくはないですが、これからはコンパクトシティの時代、新たな名物として風情ある路面電車が復活することで、街の個性がでるのではないかと思います。コストの問題のみならず、二号線以北のJR甲子園口駅までをどう通すのか等、難問は立ちはだかりますが、夢があると思うんですよねー。

これからは人口減少の時代。自治体間の競争は激しくなっていくことでしょう。神戸と大阪の間に位置し、恵まれた環境を誇る西宮ですが、その座に胡坐をかかずに、数十年先を見据えた良質な投資をすることで、街の価値が高まると思います。皆さんも色々なアイデアをお聞かせください!