原点を確認し、仲間と共に行動する | Making Our Democracy Work! 石井登志郎オフィシャルブログ Powered by Ameba

原点を確認し、仲間と共に行動する

まさに民主党政権の正念場です。法務大臣の辞任は、単なる個人的な失言の域を超えた本質的な問題が投げかけられています。

ここで、朝鮮半島情勢が不穏になってきました。ウラン濃縮施設の存在がほぼ明らかになったタイミングと合わせたかのように、由々しき事態が勃発しました。北朝鮮内部の溶解が始まった、いや、後継者の求心力を高めるためだ、等々多様な分析がありますが、「国民の生命と財産と尊厳を守る」ことが国家の最大の使命の一つである以上、本件対応はまさに最重要課題です。

私たちは、こんな時にこそ「原点」を再確認しなくてはなりません。私自身は「政権交代で、日本の大掃除。」というキャッチフレーズで多くの皆さんのご支援をいただきました。長年掃除を怠ってきたため、様々な面で汚れが積み上がり今日の日本の閉塞感につながってしまった、それを大掃除するんだ、という決意で選挙戦を戦わせていただきました。

「大掃除」と一言で言いますが、年金記録漏れ問題などを正す国の管理の「大掃除」、ムダな予算を削減する税金の使い方の「大掃除」、天下りなど官僚天国の「大掃除」、政治とカネの問題など政治風土の「大掃除」、迷走する日本の指針を示すための政策の「大掃除」と、多岐に渡るしそれぞれオオゴトです。

これら大掃除を前進させつつ、経済を再生させ、国民の安全を守り、未来の国家ビジョンを示して改革を行うミッションを担っているわけですから、簡単であるはずはありません。しかし、権力を握った以上、努力し続ける義務が我々にはあります。

最近、こんな思いを共有する同期が、様々なシーンで共同戦線を張って行動することが増えてきました。一年目は、正直なところ国会の仕組みもよくわかっていないところが多くありました。今も不明な永田町ルールは多々ありますが、少なくとも現執行部は我々の声を聞き、束でかかれば説き伏せられる状況です。私が担当する政治改革本部マターの国会議員歳費カットや日割りも、我々同期の徒党を組んだアクションが事態を前進させたと自負しています。引き続き、成果を求めて行動して参ります。