Ts. エルベクドルジ大統領、国会へ

18日、エルベクドルジ大統領が来日し、参議院本会議場にて「民主化と蒙古斑」という題の、心温まる演説を聴かせていただきました。私もちょうどこの7月にウランバートルを初訪問し、あらゆる角度でモンゴルとの関係強化に微力を尽くしたいと思っていたところですから、大変よい機会となりました。

いくつか、演説の中で印象的なフレーズがありましたが、その一つが資源開発に関するものです。それは、モンゴルにとって地下資源を単に採掘するだけではなく、その加工をした上で付加価値をつけて輸出したいとの意向で、そのパートナーとして日本に大きな期待をしている、というものでした。なるほど、そういうことであれば日本にとってのアプローチ戦略も変わってくるな、と私なりに理解しました。

その後行われた歓迎式典で、大統領はもちろん、先般のウランバートル訪問でお会いさせていただいたガンホヤク議員、バルポルト議員とも会話をすることが出来ました。人間というのは不思議なもので、面会の回数を重ねる毎にそれぞれの表情も穏やかにこなれてくるものです。議員外交の一つの基本は、人間関係を作ること、と先輩議員に指南いただいたことがあります。特にモンゴルでは国会議員の力がわが国の議員よりも相対的に強いように思えます。私なりのパイプを、しっかり構築していきたいと思います。

尚、古賀一成代議士のご配慮により、衆議院日本モンゴル友好議員連盟の事務局次長に就任を致しました。北神事務局長のもと、頑張りたいと思います。