第5回 「Sunrise Club」 朝食勉強会を開催しました
本日9月27日、ノボテル甲子園ホテルにおいて、私の朝食勉強会「Sunrise Club」の第5回目を開催させていただきました。前回六月に引き続き、私がお話しをさせていただきました。今回は、「今後のあるべき税制と、国民ID制の必要性」と題して講演させていただきました。
ちょうど今、国勢調査が行われています。国勢調査は大切です。しかし、今時、700億円もかけてやる事業でしょうか？ そもそも、わが国のどこかの部署が持っている情報をしっかり集約できれば、国勢調査などは必要ありません。事実、シンガポールなどいくつもの国で、国勢調査などせずに、国民の基礎データをしっかりと集約出来ています。
先般訪問した、台湾も痛快でした。当たり前の話ですが、国がきちんと管理できれば、番号が複数存在するなんてなく、台湾の場合は一つの番号で、パスポートから病院から行政手続きから、何から何まで済んでしまうのです。
さてわが国は、「牛じゃあるめーし、人間に番号を振るとは何事じゃ！」なんて中部圏最大の政令都市市長が言っていますが、私たちには今既に、何個も何個も番号があてがわれているじゃないですか。多い人では十個、少ない人でも五個。パスポート、運転免許、住民基本台帳、保険証、雇用保険、基礎年金番号、生活保護、介護保険、その他もろもろ、です。
もう一つの側面として、消費税の導入に関する問題があります。私は当選前から、「食料品の非課税化もしくは税率低減化」と訴えてきましたが、現実的な対応策として、食料品課税分を還付する、と言う方がはるかに行政コストにせよ、ムダな政治論争にせよ、少ないのではないか、そう思うようになっています。
以上、私がこうしたことを申し上げたく、あわせて、昨今の法人税論議や財政再建の論議なども含んだ私の認識をお話しさせていただきました。近日中に、私のホームページに「講演録」としてアップする予定ですので、ご興味のある方はご一読ください。また、You Tubeにも私の講演の模様をアップするはずです。どちらも、私のホームページ
からリンクしていただけます。
いずれにせよ、100名近い方が、早起きをして私の話を聞きに来てくれる、とにもかくにも、これはありがたい話です。お越しいただいた皆様方に、御礼を申し上げ、ご報告と致します。
