二年目の抱負、活動方針 | Making Our Democracy Work! 石井登志郎オフィシャルブログ Powered by Ameba

二年目の抱負、活動方針

830日で、国会議員生活二年目に突入します。二年目は、実りある成果を出せるか、問われる一年です。もちろん、ほとんどの課題は私一人でどうなるものでもありませんが、二年目を迎えるにあたり、この一年の成果目標を記したいと思います。

1.国民ID制度の導入メドを付ける

効率的で間違いのない行政に欠かせない国民ID制度を、どの方式でいつまでに導入するかを、この一年以内に決定する。仮に消費税増税の際に食料費分還付の受け皿としてID制活用を視野に入れる。


2.ネット選挙解禁法案の成立

通常国会では直前まで行きながら没となったが、来春の統一選での解禁、それも第三者も含んだ解禁を実現する。


3.レセプトPCの価格低減化

医科歯科医院で使用されるパソコンセットが、異常に高い(100万~200万)原因を明確化し、低減化できる体制を作る。


4.外国語教育指針の構築(特に英語教育)

平成24年から、小学校5,6年生で外国語(主に英語)教育が必修となる。しかし、ビジョン不明確で問題山積である。戦略的に成長戦略に資する外国語教育につなげるため、小中高大社会人含めた体制について、指針を示す。


5.教育のデジタル化を、慎重かつ積極的に推進

単に教科書をデジタル化する、という一面的な進め方でなく、校務負担や教員能力向上、生徒の個性開花など幅広い可能性を模索しながら、一方でITの指摘される懸念点にも十分な配慮をしつつ、効果が確実な分野において積極的に進める。


6.森林の産業政策と保護再生政策

戦後の行きすぎた拡大造林政策を見直し、持続可能な農林産業政策と、自然林再生政策を両輪として進める。


7.リニア関西延伸計画早期化と関西三空港体制見直し

リニア名古屋開通2027年、大阪延伸2045年メド、というJRの現計画を、少しでも関西圏の不利益とならないよう、航空体制の見直しも含めながら推進。


8.資源・レアアース問題

鉄鉱石、ウラン、石油、天然ガスなどのエネルギーは新興国の急成長で奪い合いの様相、産業に欠かせないレアアース獲得も含め、政治のリーダーシップが不可欠。


9.リサイクル対策

ゴミ最終処分場や資源高騰見込みの対応として、リサイクルに代表される3R徹底は重要。日本の取り組みは決して世界の先頭を走っていないことを自覚し、改善。



大玉、小玉、入り交じりますが、ここに記載していない項目も、もちろん取り組みます。事業仕分けなどはいままさに農水省と防衛省所管事業の再仕分けチームの一員として取り組んでいます。また、憲法、国防、外交、中長期マクロ経済政策など、骨太な政策には継続的にアンテナをはり、いつの日かの段階で、私もイニシアティブを握る一人となるよう、仕込みは続けて参ります。あまり大風呂敷を広げてはいけない、と言うのが議員活動を通じて成果を出す秘訣ですが、そのあたりもうまく調整しながら、これらの成果を、明示できるように頑張ります!