菅直人内閣発足へ、新たな始まりです。 | Making Our Democracy Work! 石井登志郎オフィシャルブログ Powered by Ameba

菅直人内閣発足へ、新たな始まりです。

ご案内のとおり、菅直人さんが第94代首相に指名されました。今、新聞では新しい内閣の顔ぶれや党役員人事などが盛んに報道されています。私たちにとって、こうした情報を流し続けてくれることは決して悪いことではありませんが、そもそもは鳩山内閣がある種の「挫折」をしたことでこの内閣誕生劇があることを肝に銘じ、メディアの報道ぶりに浮かれることなく、地に足付けて歩む決意です。


この一週間は、私にとっても大いに成長する一週間でした。党の代表選挙は、好むと好まざるとに関らず、「政局」に巻き込まれました。普段より親しくする同僚、先輩がそれぞれの陣営についていきました。こういうときは、どこかの陣営の中枢で力強く旗を振るか、もしくは一歩引いて自分の価値判断基準に従い粛々と判断するかですが、今回の私は、典型的な後者となりました。結果として、私がその政治姿勢を尊敬する岡田克也外務大臣と同じ歩調を取り、ベターな選択をしたつもりです。


本来は、候補として立った人を受身的に支持する、というのでなく、私自身が総理にしたい人を積極的に擁立したい、というのが本音です。若しくは、私と同じ考えを持った仲間のグループから誰かを擁立するか、もしくはそのグループで誰かを推薦するか、をしたかったところです。ただ、正直なところ、議員として誰かを主体的に擁立するにはまだまだ党内人脈不足、経験値不足も否めず、受身の代表選となってしまいました。この教訓を活かし、思いを同じくする仲間の輪を一人でも二人でも広げていく、そして力をつけて行きたいと思います。


政治家をやっていると、街頭に立つことで、街行く人々の思いが体温のように感じることが出来るようになります。日曜日には、参院選の候補予定者と県内を街宣してまわりました。思った以上に温かい、期待をかけてくれる地域もありました。一方で、温かさをほとんど感じることができない地域もありました。単に総理がやめ、新しくなったということだけでも温かくなった面もなくはないのですが、市民の皆さんの本当の期待を取り戻すには、相当の覚悟と実践が必要だと再認識しました。


なんだか決意だけの文章となってしまいましたが、とにもかくにも新たな決意を胸に、頑張って参ります! 


※総理選出後の「スタジオ民主なう。」特番を行ないました。録画分をご覧いただけます。

http://www.ustream.tv/channel/dpj-channel