重鎮のテレビ出演と新しい時代を切り拓く必要性と | Making Our Democracy Work! 石井登志郎オフィシャルブログ Powered by Ameba

重鎮のテレビ出演と新しい時代を切り拓く必要性と

今朝のサンデープロジェクトはなかなか見応え・聞き応えのある内容でした。中曽根泰弘元首相、土井たか子元社会党委員長、不破哲三元共産党書記長がそろってサンプロの20周年番組として、田原総一朗さんとともにそれぞれの目から見た戦争、そして戦後、そして国会での論争、今後の進むべき道、若者へのメッセージなどをお話されていました。


立場や主張こそ違いますが、敗戦時の経験が原点となりこの国のリーダーとして歩んできた政治家の言葉の重さは共通するものがありました。それと同時に、敗戦からの復興、戦後日本の確立という大命題を追い求め達成された諸先輩方に代わって、新しい時代に向かう政治を私たちが果敢に取り組まなくてはいけないことを感じさせられました。


国家とは何か?、資本主義とはなにか?、私たちのとりうる選択肢の枠を自ら狭めることなく、経済と効率とは反することであっても未来のために正しいことであれば堂々と主張する、あるべき国家像、社会像を示し、世界のグローバリズムの流れに逆らうこととなっても、ひるむことなく突き進む、そういう政治が求められています。


ちなみに、9時からのNHKの日曜討論では、相も変わらない各党国対委員長がそれぞれの立場から「うちは正しくあんたらはまちがっちょる」という主張を展開しておられました。それぞれの役職上やむをえないのかもしれませんが、各党が勝手なことばっかり言い合っていたら国民が離れていくばかりです。とにかくそれを憂慮します。今日ばかりは、サンプロの内容が内容だけに日曜討論の内容が寒々しく感じた次第です。


明日から、久々の東京です!