現代社会の一面 | Making Our Democracy Work! 石井登志郎オフィシャルブログ Powered by Ameba

現代社会の一面

今日は一日中雨でした。が、ちょうど芦屋市の清掃センターにお伺いしている間だけは、なんとか雨がほとんどやんでおりました。神様が「しっかり見学せい」とお取り計らいいただいたのでしょうか。


詳細報告と所見は、また別途情熱通信で記すとして、印象的なショットを一枚。


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これは、最近はそれほど見なくなりましたが、フロッピーディスクのカバーのアルミの部分です。私も神戸製鋼所でアルミスクラップ購買担当をしておりましたのでアルミには本能的に反応するのですが、リサイクルには本当に手がかかります。芦屋市の委託業者の作業員の方々が、不燃ごみとして市民が捨てたゴミのなかから、資源ごみとして活用できるものを選別するのですが、いやはや、このフロッピーディスクのカバーまでも手作業で取り外すとは、当たり前と言えば当たり前ですが、それを使った市民でなくて行政がやるってことは、本当に大変です。


私は、もっと生産者の責任と、市民の役割を大きくするべきと考えています。市政の話かもしれませんが、ゴミの有料化も前向きに考えるべきと思いますし、国の制度としてはデポジット制度や拡大生産者責任によってリサイクルに容易な製品へのシフトなどももっと進めなくてはいけません。


次世代へ胸を張って引き継げる国づくりをする上で、廃棄物問題は極めて重要だとの認識を持って、今後とも活動していきます。