すこし・・話がそれてきました。
本題に戻します。
人間が『本能的に「死」を怖れる理由』はこれでしょう。
『死とは・・どんな物なのか理解出来ない』
から怖れるのです。
なぜなら・・人間には発達した思考のお陰で、
『死』を本能的に理解しています。
しかし、余りに怖ろしい事なので・・
無意識の内に『死』を極端に恐れ・・拒絶し・・
考えたフリをしてきて・・人類は『死』から逃げてきたからと思うのです。
今・・若い方たちの間で横行している自殺でも、
この『死』を冷静に捉える事により・・
少しは問題を解決できる方法かもしれません。
この様なとても説得力ある考えを持たれる人も居られます。
http://www.shinchosha.co.jp/books/html/400106.html
とにかく・・私は・・『死』が怖くて・・
怖ろしくて真剣に考えれば考えるほど・・・
死を理解しようとすればする程・・怖くなります。
どれだけ勉強しても・・解決出来ない問題だからです。
簡単に『自分の死』を、決定してしまう・・人間の愚かさは、
『無知』だと言えませんか??
生半可に入り込んだ知識のせいで・・
『死』を客観的に理解したつもりになり・・
死んだら・・楽になる・・・無になる・・・生まれ変わる・・・
誰も理論的に・・
生きている人間に『確定出来る死』を示していないから・・
いつまでも、自殺が止まらないとも言えませんでしょうか??
医学が発達しない理由も、これに1つは該当しないでしょうか??
今の、医学は『生』の観点から・・研究し・・
考え日々努力した結果今の、医学力を発展しているとも言えます。
例えば・・・『生』と『死』の両方からの観点から・・
『同等の知識(生命観・人生観・死んだ後の世界)』を持つ
『専門家』や『医学者』が、真剣に研究を行なえば、
ある意味大きな技術発展が、見込めるかも知れません。
もちろん・・私の考えですが・・
それを踏まえていえば・・・
『クライオニクス』オカシナ考え方とは・・
言えなくなるでのは、ないのでしょうか??
私の考えとすれば・・人類はこの最大な敵・・『死』を真正面から向き合い・・
全世界のあらゆる知識を集合させ・・怖れず真剣に考えれば・・・
いつの時代か『死』に打ち勝つ時代が来ることを信じますが・・・
しかし、今の時代では、事態が深刻すぎて、話し合いどころか・・
対話を求めただけで、直ぐに争いに発展するでしょう・・・
とても、残念なことです。
いつの日か・・お互いの痛みを理解できる・・そんな日を願います。
そして、人間はいつの時代でも、いえる事ではないかと思うこと・・
「人間は大きな目標と同等のリスク(危険)があり・・
その為の選択の連続の中で輝けるのだ」
私が思う考えですが・・
この様な・・前向きな考え方が・・あれば人類はいずれ・・
願うほうへ・・歩いていくものと思えます。
青空 ぴろ