そうか!複業禁止を禁止すればいいんですねサイボウズさん! | 昨日よりちょっとだけ名古屋の『はたらく』を『たのしく』する中島敏雄のブログ

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世界一なぜ?を繰り返す会社で設計に携わった後、社労士に合格し社員50人から300人に増やす会社の人事をマネージャーとして主導。
コンサル会社移籍後は中小企業の成長に伴走する中島敏雄が、名古屋の『はたらく』を昨日よりちょっとだけ『たのしく』したいブログ。


先日サイボウズさんの
オフィスを
見学してきました。

サイボウズさんといえば
青野社長の育児休業取得
育自分休暇制度
人事部感動課などなど

100人いれば、
100通りの人事制度があってよい

そんなスタンスで
次々に人事制度を
追加している企業です。

制度の面白さや手厚さに
目を引かれてしまいますが
お話しをうかがう中で

2つの基本的な考え方が
次々に制度を生み出すベースに
なっていると感じました

1つは
『既に十分多様なメンバーが集まっている』
という多様性に対する考え方

もう1つは
『チームワークあふれる社会を実現する』
というミッションです。

2つのぶれない軸に従って
1つ1つニーズ(というか課題?)に
応えてきた結果が
今のサイボウズさんの制度を
作っていると理解しました。

今回おうかがいしたお話しの中で
是非みなさんにお伝えしたいのは、
中村龍太さんのお話しでした。
※中村龍太さんは現在サイボウズ、ダンクソフト、NKアグリ、snow peakの4社で働いておられる複業家です

企業に100%コミットできる
そんな人だけを
採用する人材確保は
既に限界がきている

ならば人材の市場価値を
複数の会社で
シェアしてみてはどうだろう

そんなお話(ご本人曰く「実験」)でした。

複業禁止を禁止。
※二重否定は強力な肯定でしたね!

このスタンスは
今後中小企業の成長の分水嶺
になると感じました。

中小企業ではあるタイミングで
人事機能を強化したい
しなければならない
そんなタイミングが訪れます


これを雇用で解決する場合
人事マインドを持った若手を育てるのも
1つの選択肢ですが、
出現確率とかかる時間から
どうしても運頼みの部分が
大きくなってしまいます

優秀な人事部長を
雇用する選択肢もありますが、
これも中小企業にとっては
低くないハードルです。

しかしもし
複業を認める
中小企業が2社集まれば
2社で人事部長をシェアすることができます。
仮に3社集まれば、
3社で給与をシェアすることができます
同じ地域に複業を認める会社がなくても
既に完全テレワークで働く社員もいる時代です

企業の成長を目指す皆さん
複業は本当に
本業への集中を妨げるでしょうか?
複業は本当に
情報漏洩のリスクを高めるのでしょうか?
複業は本当は
人を惹きつけ人が辞めない環境をサポートするのではないでしょうか?

ライバルより1日だけ早く
複業について
ゼロベースで
考えてみてもいいかもしれませんね(^_^)/

(中小企業の成長に伴走する社外人事部長中島敏雄)

※『複業はまだちょっと、、、』だったら社外人事部長という選択(^_^)/