上方落語協会の器と倫理観 | きいろ日記

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主に目で見て、耳で聞いて、心で感じたことを書いていきます。

はじめての落語解説チャンネルというYouTubeアカウントを作りました。

それに当たり、上方落語協会に桂米朝師匠書の「楽」という天満天神繁昌亭に掲げられている色紙の写真をプロフィール写真に使わせて頂きたいという問い合わせをしました。

おこがましくも落語家でもない私が、落語を分かりやすく解説しているチャンネルです。

上方落語協会から、丁寧なメールを頂きました。

「楽」という色紙は桂米朝師匠の著作書に当たり、本来、著作権はあるそうなのですが、寄席を写真に撮る際、写り込んでしまう事もあるそうです。商業利用や上方落語の品位を陥れることがなければ、許諾は致し兼ねますが、直ちに差し止めを申し入れることはございません、という回答でした。

落語という大きなテーマを掲げた私も私ですが、それを直ちに咎める事のない上方落語協会の器の広さに感謝です。

上方落語の品位を損なわない様、改めて落語を分かりやすく解説して行こうという所存です。

上方落語協会様、ありがとうございました。