少し前のものになりますが、チョット博物館を2ヶ所ブラブラとしてきました。
一つ目は何度か来た事のある、新宿・四谷三丁目にある「消防博物館」です。
四谷三丁目交差点脇にあり四谷消防署と合築され、江戸町火消しから現代の消防までの資料や装備品が展示されています。今回は車両だけ見てこようかと…
東京消防庁<防災館・博物館><消防博物館> (tokyo.lg.jp)
1Fエントランスを入ると目の前には、引退した消防ヘリが展示されています。
初代「ちどり」 シュドアビエーション(仏)社 SE3160(アルウェットⅢ)
運航期間:昭和42年3月~昭和57年4月で、東京消防庁に初めて導入されたヘリコプターです。
また、「かもめ」アエロスパシアル(仏)社 SA316B(アルウェットⅢ)3号機が、5F屋外に展示されています。そしてB1Fへ。引退した貴重な車両が展示されています。
マキシム社製ポンプ車(1929年製)
イリノイ州にあるマキシム社製のシャーシにノーザンポンプ社のロータリーポンプを装備した車両で昭和28年まで現役。
スタッツ社製ポンプ車(1924年製)
インディアナ州にあるスタッツ社製で第5消防署(現上野消防署)に配備され、昭和25年まで使われました。
アーレンフォックス社製ポンプ車(1924年製)
オハイオ州にあるメーカーで、エンジンの前に積載されたピストンポンプ、毎分2700Lの放水能力がある車両です。昭和21年まで現役。
(左)ベンツ・メッツはしご車(32m) 1955年製ベンツのシャーシにカールメッツ社製のはしごを装備した車両。池袋西武デパートの火災で5名を救助しました。1975年に引退。
(右)いすゞ・メッツはしご車(24m) 1925年に輸入された東京第2号のベンツ木製はしご車でしたが、シャーシが老朽化した為いすゞのシャーシへ載せ替えられました。
イベコ・マギルスはしご車(30m) イベコ社のシャーシにマギルスのはしごを積載したバスケット付きはしご車。
近くで消防車をジックリ見て、カメラでパチパチ撮影するのは楽しいです
そして隣接する四谷消防署を覗いてみる事に。
小型ポンプ車とはしご車が待機中です。
(上)いすゞエルフ小型ポンプ車 (下)日野プロフィアはしご車
そして足をチョット伸ばし次の博物館へ。
「新宿歴史博物館」新宿の歴史と文化を紹介する博物館
新宿歴史博物館 (regasu-shinjuku.or.jp)
常設展示エリア内には撮影スポットがあります。
(上)江戸時代の商家(荒井谷)
(下)内藤新宿模型
市電
江戸の暮らしと近代文学、昭和の初期暮らしや戦後・平成の新宿の移り変わり等々、見ていて面白い内容になっています。
そして館内の一角にはこのような物も。
小田急ロマンスカーの部品の展示です。
チョットした新宿の博物館巡り、内容も充実して楽しかったです。