2023年6月にビックサイトで開催された東京国際消防防災展。ここで展示されていた日本製米軍消防車を紹介したいと思います
消防防災展では米軍消防車の展示があり、今回は陸海空軍の車両を同時に見ることが出来ました。空軍はすべてアメリカ製車両、陸軍は日本製車両、海軍は米国製日本製両方の車両を使用しています。
日野プロフィアポンプ車。(上)海軍、(下)陸軍 どちらも最新モデルです。
そして、カラーリングも若干の違いが見られます
海軍の車両は艤装メーカー「モリタ」です。工場は兵庫県三田市です。
陸軍の車両は日本機械工業(ニッキ)製です。八王子に工場があります。
車両の脇には諸元性能が書かれた案内板があり、見比べてみるとほぼ同じ仕様で造られているのが分かります
米海軍 日本管区司令部消防隊のマーク(上)
車両右側(運転席側)にあるポンプ操作盤。中央に吸水口、その両脇と上部に放水口があり、ポンプ圧力計や放水口圧力計が多くある。また泡放水の為のレバーやダイヤルが設置されています。
米陸軍 緊急業務局統合消防隊のマーク(上)
車両右側にあるポンプ操作盤。レバーや計器、吸水口放水口などの基本的な物は同じですが、配置や形状などメーカー事に違いが見られます。
(上)海軍、(下)陸軍、車両後部の様子で欧米の緊急車の採用されている、シマシマのシェブロン柄とても目立ちます。
米海軍消防車のコンパートメント内の様子。ギュウギュウ詰めに積載しているというのではなく、整然と効率よく収納されているのが分かります。
ちなみにこちらの車両は2013年防災展で初日だけ展示された米陸軍の消防車。このタイプは関東、広島、沖縄の米陸軍基地に配備された車両です。
消防防災展最終日に駅へ向かう途中見かけた、引揚げていく消防車両です
話は変わりますがイベント情報を見つけました。
10月15日 米海軍横須賀基地で「フレンドシップデー」が開催予定です。
今回も入場方法が事前申し込み制とのこと。今から楽しみです