11月中旬に1日お休みだったので、横浜・根岸へ米軍消防車を見に出掛けてきました
米軍消防車の見学(横田、根岸)に来るときは、毎回車なのですがガソリン代も高いと言うこともありまして今回は電車にしました
まだ真っ暗な早朝に出発し、牛丼屋で腹ごしらえをして準備万端の状態で、目指すはJR根岸駅。乗り換えの少ない京浜東北線で向かいました
歩くこと15分。途中、ユーミンの歌にも出てくる「ドルフィン」と言うレストランの前を通り、到着です。
ここは以前から、好きなアメリカの消防車の見られる米軍消防署。
車庫前では隊員さん同士の交替が行われ、次にシャッターが開くと消防車が出てきました
横浜・根岸にある米海軍根岸第五消防署。旧根岸住宅施設は数年前に閉鎖されましたが、この消防署のみまだ運用しています。 近くに居た隊員さんに、一言断って撮影開始です
好きな消防車の一つ、ピアース社製セーバーポンプ車(PUMPER)、ENGINE5ー1です
2018年製の車両なのでピカピカで綺麗です。ちょうど朝日も出てきました。
この車両と同型で厚木基地配備のENGINE7-1が、11月7日横浜市で行われた「九都県市合同総合防災訓練」に参加していました。最近イベント関係の情報収集に疎くて、見に行くことが出来ませんでした。
こちらはピカピカの新車、日野プロフィア/モリタ製のポンプ車(PUMPER)です。
まだ運用開始していないからなのか、車庫に入ったままでした
ボンネット型ポンプ車のENGINE5-2が今回はいません。
点検が終了し車両は車庫内へ戻ってしまい、アッという間に消防車見学は終了です
すべてのシャッターが閉まりました。
新聞の自販機。赤(有料版)、青(無料版) 今回も星条旗新聞をお土産に買いました。
せっかく根岸まで来たので、閉鎖された住宅施設の様子をまた見て回ることに
錆が目立つようになってきた消火栓。以前はこの通り沿いにも米軍住宅が建ち並んでいましたが、いち早く撤去され空地に。今はイヌのお散歩コースになっています
メインゲートに来てみると、ゲートは開放され民間のガードマンがいました。見ていると工事関係の車両が次々と中へ (写真は10月に来たときのものです。)
中には工事事務所に使うプレハブや、簡易トイレが設置されていました。
そしてフェンス沿いを歩き、福利厚生施設のある建物のそばに来てみると、以前(6月)見たとき、旗は降ろされていましたが、再び国旗が掲揚されています。解体工事が始まるから降ろされていたのかと思っていましたが違ったようです。
日米の国旗と共に黒い旗が目に留まり、よく見ると「POW MIA」の文字が。
調べてみると、Prisoner of war(戦時捕虜)、Missing in action(戦闘中行方不明)の略号で、戦争の任務中に行方不明になった兵士や捕虜になった兵士を決して忘れないという意思を表しているそうです。2021年から常時掲揚される事になったもの。
閉鎖された施設とはいえ、まだ日米の管理下に置かれている事が分かります。
根岸森林公園側のゲートで、こちらは閉鎖されたままです。
この先は住宅施設内へ通ずるゲートで、詰め所には憲兵隊が常駐してチェックを行っています。
カメラを持って近づくのは控えました
倉庫 ツタや雑草が生い茂って廃墟感が出ています。
米軍ハウス 遠くから見ると廃墟感は感じられなく、定期的に手入れしているのではないかと思う感じです。 しかし隣の建物を見てみると…
建物内の作業は始まっていて、内装を取り外し始めている状態でした。
消火栓と錆が目立つ注意書の看板。その先にはランドマークタワーが見えます。
別のゲートから中を覗いてみました。人がいない風景が不思議に感じます。
またフェンス際を歩き、アメリカン住宅を見て回りました。遠くには旧根岸競馬場観覧席の建物が見えます。
こちらの建物も廃墟感はありません。このまま潰してしまうのは惜しい気がします。
埼玉・入間にある、米軍住宅を活用した「ジョンソンタウン」のように建物を利用したら良いのにと、感じてしまいました
一通りグルッと回ってまた消防署に来てみました。
住宅施設の詳細図がありました。後で拡大してみてみると、地図には「解体工事エリア」が記されていました。
そして最後に、根岸森林公園の売店でお土産に「横浜ハーバー」を買って帰りました。JR根岸駅ではチョット撮り鉄にチャレンジ
京浜東北線です。 望遠でパチリと
見慣れない電気機関車、EH200ブルーサンダー。
駅の傍には製油所があり貨物列車を見かけました。もしかして横田基地への燃料輸送タンク車かと思ってしまいましたが、「エネオス」のマークがあるので違いました。
この電気機関車も見慣れない車両の、EF210桃太郎です。 何故かホームには他にもカメラを持った方がチラホラいました
横浜駅で湘南新宿ラインへ乗り換えの際に見かけた、「踊り子号」E257電車です。
休暇だったので無性に消防車が見たくなり、急遽思いつきで午前中だけの見学ツアーに行きましたが、いつもとは違う電車での移動はチョットした旅行気分で楽しかったです。そして好きな消防車も存分に見る事が出来て満足でした
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