2020年1月下旬に沖縄旅行に行き、その時見てきた米軍消防車を紹介します。
空港から街中に向かう、途中に見かける那覇軍港。米陸軍の管轄で、広い敷地には船積みを待つ、車両や資器材が置かれています。
近くにレンタカーを停めて近寄ってみると、以前見掛けた嘉手納基地の消防車が置かれていました。
Engine-11は、ピアース社製エンフォーサーシリーズのポンプ車で、私の好きなタイプの車両です。
「まさか廃車になったのか」とも思いましたが、もしかすると修理のため本国に送られるのかもしれないと、都合の良いように考えてしまいました。
そして2日目の朝、沖縄旅行ではいつも楽しみにしている、好きな場所「FIRE STATION No.4」に来てみました。米空軍嘉手納基地の消防署です。
この車両は、ピアース社製エンフォーサーシリーズのキャブ・シャーシを使用したポンプ車で、ポンプは1250GPM(4700L/m)、水槽は500GAL(2000L)、泡剤を積載した2005年製の車両で、Engine22というコールサインとなっています。那覇軍港で見かけたE-11は同型車です。
2WDの建物火災用消防車で、空軍では「P22・PUMPER」という形式分けがされています。ちなみに4WDタイプのポンプ車は「P24・PUMPER」と言います。
最終日に行ってみると、二台共も出ていました。
この車両は、ピアース社製セーバーシリーズのP28ヘビーレスキュートラック(救助工作車)、RESCUE-18です。横田基地にも同型車が配備されています。
コンパートメントには、油圧式救助器具(スプレッダー、カッター)やエアジャッキ等が収められ、バンパーにはウインチが装備されています。
二台ともピアース社製の車両で、基本的なデザインは同じですが細部が若干違います。
このFIRE STATION-4は基地の外で、公道に面したところに位置しているので、タイミング良くシャッターが開いていれば、消防車を見る事が出来ます。私は朝の点検の時に見に行っています。
そして沖縄旅行の最終日、嘉手納基地周辺を車でウロウロしていた時に、ゲートから出て信号待ちの消防車を発見しました
こちらは交差点手前だったので急いで、米軍消防署の前へ向かい先回りして待っていました
動画も撮りたかったのですが、間に合わず写真をバンバン撮りました
朝は点検中の車庫前で見かけた車両が、基地内から戻ってくる走行シーンに出会えたのは偶然にしてもラッキーでした
今回も好きなアメリカの消防車を、たくさん見られて大満足な沖縄旅行でした