規制改革推進会議の農業・農協・検査制度等への攻撃を跳ね返し、美しい豊かな日本を築きましょう | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

規制改革推進会議の農業・農協・検査制度等への攻撃を跳ね返し、美しい豊かな日本を築きましょう

【水田農業振興議員連盟総会を開催】

 

今国会は閉会されたが、コロナはまだ収束していないわけで、国会は、全く落ち着いておらず、私も連日、国会に出かけている。そうした中で、コメをめぐる情勢認識を一致させて、今後に備える中で、水田農業振興議員連盟の総会を開いた。

私自身は、昨年1年間選挙があり、動きがつかず、事務局長の役を栃木の簗先生に代わってもらっていたが、今回の議連の段取りは、衆議院の簗先生は、それこそ、早ければこの秋には解散・総選挙という報道があり、衆議院の先生方は早々に地元に帰っておいでになるなかで、私が代理する形で準備した。

 というのは、水田議連で、どうしてもきちんと意思表示しておきたかったのは、規制改革推進会議がコメの検査の見直し、廃止を主張していることから、これは絶対に歯止めをかけねばならないという決意からであった。

 また、今年のコメの作付の動向が、前年との比較で若干の増加の動きが報じられていることもあり、今年の作柄にもよるが、現段階の予測では、平年作か、それを上回る作柄と報じられていることもあり、過剰となった場合の対策を今から議論し、準備しておかねばならないという問題意識があった。

 

 

【求められる、主食用以外への仕向けの検討】

 

準備しておく対策は、備蓄米への入れ替えも含む、隔離と在庫の積み増し問題である。コロナ禍対策もあり、アジアの一部の国で、コメの不足が生じかねないとの報道もあるが、それらの国への援助米の見通しはどうなのか、また、備蓄米の交換も含めて、一定の在庫積み増しを考えておく必要があるのではないのか、等々である。

 一番の心配は需要を上回る収穫が生ずることであり、これまでの経験からしても自明のことだが、飼料米用途への仕向けなど、これまでの経験と試行錯誤等を踏まえた対策が準備されておかねばならない。

 

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