連日、各県を訪問② | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

連日、各県を訪問②

【美しい農村を走る忍者電車】

 大阪府では、48日に国政報告の機会をいただいたが、出席の組合長さんからは、准組合員の実態調査と自己改革の進捗状況の把握と報告等について、強い反発が投げかけられた。

 

 三重県へは、大阪の難波から近鉄線に乗り、伊賀上野へ向かったが、農村の景観が美しい。「忍者の里」ということもあり、外国人の旅行者も多かった。また、「伊勢街道」は、家並みが揃い、きちんと残しておきたい美しい街道だ。また、三重県下の圃場は整然とした区画整備が行われており、歴代にわたる政治力なのか、それとも三重大学農学部を中心とする熱心な教授陣や、農水省に就職した役人の力なのか、それとも伊勢神宮とも関連した、伊勢志摩サミットなど、わが国のモデル的な農村景観として、「美しい国日本」を見せるための取り組みなのかとも考えたりもした。

 

 JA訪問は、JAいがふるさとからJA伊勢に向かい、そこから北上して愛知との県境のJAみえきたを訪問した。

 

【外国人就労の改善に注文】

 長野県は、雪の中のJAを訪ねた。そして3日間に渡って案内をいただいた。まず、新幹線で上田に降り、上田城に連なる公園の前にあるJA信州うえだからは、雪に覆われた桜の美しい景観を眺めることができた。元全中会長の茂木さんから、地元の県議選に挑戦した若手市議の応援を頼まれ、出陣初日に、街宣車に同乗し、街宣を行ったこともあり(見事トップ当選)、会長の地元JAの集まりで茂木さんからも新しい県議さんと一緒にしっかり応援をいただいた。

 

 また、すっかり雪化粧した八ヶ岳のふもとのJA長野八ヶ岳では、外国人就労者の受け入れと、積雪期の働き方や、帰国の扱い等について、今回の制度改正に強い要請が出された。

 

【会長さんが全行程を同道】

 佐賀県は、広々とした佐賀平野が、麦が穂を出し、雪に覆われた北海道の麦とは全く異なる成長を見せていた。山々は低いが、赤味がかった新芽の広葉樹が茂り、桜は散っているが、白く名残を残し、緑の麦畑を超えて玄界灘が明るく輝いている。本当に美しい景観だ。

 

 実質的に県1JAのJAさがの各支部と、2JAを訪ねたが、金原会長に同道いただき、私の3期目挑戦の意義を訴えていただいた。今冬は雨がないため、唐津から佐賀市へ向かう山塊の中のダムは水が涸れ、川底が見えている。田植えの水が心配だという。

 

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