新しい年を迎えて | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

新しい年を迎えて

【今、地方では何が求められているのか】

今年も、地域の皆さんのご協力で、お正月を田舎の公民館で新年のあいさつの会を開いていただきました。2日間、皆さんのお世話に感謝します。各地区の皆さんからは、多くのご意見をいただいた。

 

一番多かったのは、イノシシの被害でした。一昨年よりも、そして昨年よりも、多くの意見をいただいた。皆さん本当に困っておいでになる。

 

これまではまだ、「電気柵を設ければ」という要望で終わっていましたが、電気柵を設けているが、その下をかいくぐって中に入り荒らされている。その結果、畦や水路が壊れ、その修復が容易でないといいます。何か画期的な方策が検討されねばなりません。

 

このほか、山間地の幅広い法面の草刈り、中山間地の多面的機能支払の充実・継続、水利施設の老朽化、国によるコメの生産数量目標の配分廃止問題、担い手の高齢化、営農組合も支える人がいなくなっていること、若い人の就農支援の強化等々でした。しっかり対策を検討し、きちんと回答してゆかねばならない。

 

とりわけ、意見の多いイノシシ対策について、山間地の集落の新年会で、昨年捕獲した、イノシシやクマの料理をいただいたが、ともに味わいのある調理だった。鳥獣害対策は掛け声で終わらせない具体的な対策が求められます。頑張ります。

 

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