退任の川口順子議員が私のことに言及 | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

退任の川口順子議員が私のことに言及

 国会会期末の6月26日は、議長の不信任決議と、総理の問責決議を議案とする本会議に出席しました。当然、禁足(いかなる理由でも、国会外に出てはいけない)でした。

 議長の不信任決議は、民主党出身の議長が、衆議院の「0増5減」の区割り法案を、衆議院から送られながら、参議院の意思を示さないまま衆議院の再可決に譲ってしまったことが理由でした。これは、自民・公明の賛成100に対し、野党の反対128で否決されました。

 総理の問責決議は、総理以下閣僚が、野党が主張した予算委員会の出席を拒んだことが理由でした。これは、野党の賛成125に対し、自民・公明他の反対105で可決されました。おかげで電気事業法改正案等の重要法案が廃案になってしまいました。総理の問責決議の可決は、これまで参議院で続いたことですが、衆参でのねじれを如実に示すものです。今回の選挙は、この解消が課題です。

 終了後、駆け足で国会を出て、予定していた栃木のJAでの国政報告に向かいましたが、あいにくの雨もあり、1時間の遅れの回復は難しく、結局、JAおやまの皆さんには、終業後1時間30分もお待たせしてしまいました。申し訳ありませんでした。

 さて、会期末の本会議の前の議員総会では、加治屋義人議員(鹿児島)をはじめとする退任議員の挨拶があり、川口順子議員も、議員活動の思い出の3つの内の1つで私の名前を出して、「TPPで山田さんと激しい議論をした」という思い出を語られました。
 議員総会での、私のTPP反対の取り組みの主張に対して、川口議員が、「対中国・韓国の関係からして、対米関係重視でTPPを考えるべき」と発言し、また、昨年末の衆議院総選挙の公約となった6項目のTPPに関する考え方を議論した、昨年3月のTPP対策検討委員会で、何度も川口議員と議論になり、私が「川口先生と私は、背負っているものの重みが違います」「私は譲れません」と言って、当時外交・経済連携調査会会長であった高村党副総裁が間に入って「私に任せてください」ととりなしていただいたこともありました。

 大先輩、本当に申し訳ありませんでした。しかし、先生の退任に際しての発言は、私の勲章です。

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