愛知三河の皆さんから熱い激励 | 山田としお オフィシャルブログ Powered by Ameba

愛知三河の皆さんから熱い激励

 6月29日の土曜日には、愛知県のJAあいち中央と明治用水等の皆さんによる農政集会、JA西三河の皆さんによる農政懇談会、さらには東三河5JAが中心になった地域政策勉強会が連続して開催され、選挙区選出の酒井候補、地区選出の衆議院議員、県議・市議、市長の皆さんはじめ多くの皆さんにご出席いただきました。
これら三河の地域は、北海道の十勝、九州の筑後平野等と並び、わが国でも有数の活力のある農業地帯です。作物も、土地利用も、担い手も、基盤整備も、それぞれ特徴を持ちながら、誇りうるべき地帯です。

 それぞれの地域で組合長が訴えられた内容は、これから17日間の各地での闘いにおいても、戦略的にも大きな意味を持つものでした。ありがとうございました。

 1つは、改めて、「山田としお」の農業とJAに対する熱い思いを、皆さんときちんと共有したい、ということでした。

 2つは、TPP交渉参加に納得できない農業者の思いを伝えるためにも、農林漁業の復権とJA攻撃を跳ね返すためにも、われらの代表である「山田としお」にしっかり結果を出させることが必要だ、ということでした。

 3つは、今、参議院全国比例区において、農林漁業の代表は「山田としお」しかいないのであって、地域の農業と協同組合を一番知っている山田を支えて、JA攻撃を跳ね返し地域を支えるJAを守る「とりで」にしていこうではないか、ということでした。

 4つは、参議院全国比例区の仕組みからして、個人名を書くことが必要だ、との説明まで加えていただきました。

 そして、私への質疑では、最も大事な点の指摘もいただきました。

 1つは、地域農業をしっかりさせるためには、農業振興地域と都市化地域のゾーニングを徹底することが必要になる。そこにおいて、しっかりとした担い手経営をつくりあげる。そのための農地の中間管理機構の考えは必要だが、その業務に株式会社を参入させるというのは納得できない。うさんくさい。JAにやらせるべきだし、JAが自らきちんと仕事をしようではないか、というものでした。

 2つは、農業・農村所得倍増目標10カ年戦略は、実現性がない。スローガンだけだとしても信頼できない。これをどうするのか。担い手政策や、大規模小売店の値引き要求を止めさせるなど、適正な販売価格の実現対策が示されるべき。そのためにも、協同組合の位置づけとJAの努力が必要である、というものでした。

 もっともな疑問であり、さすが日本三大農業地域の皆さんの問題意識だと思いました。

次ページに続きます。