2017春の王滝SDA100km結果 | 自転車乗るなら土の上

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BMCサポートライダー 國井敏夫
2012シーズンから本格的にレース活動を開始
MTB→FS01 29とTE01 29
CX→CX-01とGF-02Disc
ROAD→SLR01

春の王滝100km走ってきました。体調も機材も万全の状態で挑んだ今回の王滝100km。結果から言うと、なんとか完走はしたものの、5時間19分ほどかかってしまい、総合13位でした。

スタートから序盤は優勝することになる宮津選手、松本選手、岡本選手、山中選手と先頭パックで展開。最初の登りの後半で山中選手とともに一旦遅れて、しばらく4位パック。その後単独になりCP1の手前でそれまで3位だった岡本選手に追いつく。

CP1で宮津選手、松本選手の先頭パックとの差は4分ほどとなる1時間48分で3位。決して遅くない、というか先頭パック速い。さあこれからという1時間58分、岡本選手の前で下っている最中、ルーズな路面にほんのちょっとラインが膨らんでしまい、落石の岩と岩の間を通過。その際に後輪の右サイドを岩に軽くヒット。ざっくりサイドカットでした。タイヤブートとチューブ入れて直し、再スタートするも5分ほどで再び後輪がパンク。空気圧が足りてなかったようでリム打ちを誘発してしまったようで、後輪のチューブ交換。この間におそらく40位前後まで順位が落ちてしまった。

手持ちのチューブは2本だったので、もうスペアなし。あるのはパッチとパンク修理剤のファストリスポーンのみ。もうパンクはできない。ということで後輪は空気圧パンパンに入れ、慎重に走行。心だけは折れずにいたので、目標を完走に切り替えて前に進む。

修理中に抜いていった人たちに激励の言葉をかけてもらいながら、少しでも前に。自らが招いたミスに腹が立ちつつ、これまで積み上げてきたものを出し切りたいという思いが溢れて泣きそうになりながら追い込む。42kmクラスと合流する後半には立哨してくださっている民宿藤屋のお父さんたちや、チームメイトのM永さんやシゲちゃんにも声をかけてもらい、親しい人たちの声に元気が出てきて、最後まで諦めずに走りきることができた。ゴールではMP園長がコーラを片手にお出迎え。めっちゃうまかった。
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日頃から支えて、応援してくださっていた皆様に結果で応えることができず、申し訳ありませんでした。自分で犯したミスのこの悔しさは、王滝でしか晴らせません。必ずリベンジしてみせますので、今後とも応援をよろしくお願いします!

MilePost BMC Racing 國井敏夫