マイ・フェイヴァリット・シングスを聴く | 山崎利雄のブログ

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John Coltrane

My Favorite Things

1960年10月録音


★コルトレーンに関しては今まで知らな過ぎた。

今でも知らない事ばかりなのですがっ


僕がJAZZを聴くキッカケは勿論、マイルズ・デイヴィスでして15年程前にマイルズ信者になった笑


レコードは到底手に入らないので正規で発売されてるCDはboxセット等除いて全て購入して聴きまくった。


僕は15年前JAZZを聴いていたのではなく、マイルズ・デイヴィス個人を聴いていたのだ


だから、つい最近まで、コルトレーンはマイルズの弟子という認識しかなく、マイルズのグループを脱退した後のコルトレーンは意識の外でした。


最近の僕のマイジャズブームの中で、やはしコルトレーンを真剣に聴かなければ、ブームはブームで過ぎ去ってしまうのではと思い、マイルズ後のコルトレーンと向き合ってみた次第です。


とは言えマイルズのときみたいに全てのCDを聴くなんて行為は時間も予算もない‼︎


じゃあ、コルトレーンの曲で好きなのは?と自問自答すると、月並みなのですが、マイ・フェイヴァリット・シングスになるわけで、手持ちのレコードやCDのマイ・フェイヴァリット〜を聴けば少しはコルトレーンの理解が深まるのでは?の結論に達したわけです。


マイ・フェイヴァリット〜の初出は写真上のレコードらしく、コルトレーンはテナーSAXではなく、ソプラノSAXを吹いてるんです。

どういう心境の変化なのか?

そもそもこの曲は、ブロードウェイでサウンドオブミュージックが上演され、その主題曲だとのこと、コルトレーンが作曲したわけでもない、このワルツはコルトレーンがソプラノSAXに目覚めるキッカケにもなったのではないだろうか


初出のフェイヴァリット〜

ピアノのマッコイ・タイナー

ドラムスのエルヴィン・ジョーンズはコルトレーンの黄金期を支えた2人


ベイスがなぜ、ジミー・ギャリソンではないのか!惜しい

名前は伏せるがベイスに覇気がない

惜しいのです。


Selflessness Featuring My Favorite Things

1963年7月録音


★初演奏から約3年後のマイ・フェイヴァリット・シングス


ソプラノSAXを若干持て余し気味だった初出からは雲泥の差です。やはしコルトレーンって努力の人ですねー


痺れる演奏なのですが、メンバー今度はドラムスがエルヴィンでなく、トラでロイ・ヘインズ


いつ、黄金のカルテットでマイ・フェイヴァリット・シングスを演奏してくれるのか?


Oun Down,One Up

Live At The Half Note

1965年5月録音


★2005年に突如リリースされたライヴCD

コルトレーン

マッコイ

ギャリソン

エルヴィンの黄金のカルテットでのマイ・フェイヴァリット・シングスが聴けるぞ〜って


でもなんだか、演奏があと一歩でフリー・ジャズ突入みたいな、かなりフリーな雰囲気


ライヴ・イン・ジャパン

1966年7月22日録音


★僕はコルトレーンのレコードCDって10数枚位しか所有してないのですが、そのうちの4枚にマイ・フェイヴァリット・シングスを演奏してるんです。のでコルトレーン自身も好きな曲であった事は容易に想像できますがっ


コルトレーンが聖者になる一年前に初来日した記録


これは、フリー・ジャズですか?

コードもモードもリズムも自由にしていいという

フリー・ジャズ?


エルヴィンはスネアドラムを放り投げて、やってらんねーよって💢言って脱退したフリージャズ?


賛否両論が渦巻いた初来日だったようですがっ


これが、フリー・ジャズなら、僕は聴けますねー

コルトレーンは最後、涎垂らしながら演奏してたらしいのですよ


マイ・フェイヴァリット・シングスという曲を追っていくと、少しだけ、コルトレーンが歩いた道がみえてくるような気がするんです。


参考音源貼っておきますが

間違っても全部聴かないでくださいねー

1日が潰れてしまいますからから笑笑