MY GENERATION
1965年12月
UKオリジナル盤
構想を練ってるうちに、フーのディスコグラフィーを15枚の写真に纏めるのは、無理な事に気がついたので、前編後編に分ける事にしました。さすれば資料的にいろいろ貼れるしね。
さて、フーのファーストアルバムです。
ビートルズは63年、ストーンズとキンクスが64年にファーストアルバムリリースなんですよ、フーは65年の暮れです。
そして、UK盤はプロデューサーとの確執で僅か2年で廃盤になってしまいます。
まさに、幻のUK盤です。プロデューサーが原盤の権利を持っていたので約20年再発されなかったんです。
なんで、いきなり、ストーンズのロックンロールサーカスなの?と思われた方いらっしゃるかと思いますがっ
USオリジナル盤
いまや、US盤もかなりレア
テムズ川沿いに聳え立つビッグベンをバックに左からジョン、ロジャー、ピート、キースの面々
フーは最初ロジャーがリーダーだったんだけど、あまりの傍若無人ぶりに三人から追い出されたんだよねー、そして保護観察という条件付きでフーに戻ってきたんだよねー
で、必然的に曲を作るピートがリーダーシップをとるようになり、3人のケツをひっぱたいていく
アメリカツアーを愚図る3人に、ピートは俺たちの為にアメリカに行くんじゃない‼️イギリスのキッズが俺達のアメリカ行きを願ってるから行くんだよと説得する
以後、ザ・フーはその精神を貫く
二段目のCDは2002年に入り国内初登場したマイ・ジェネレーション
歴代のフーのアルバムで日本で一番売れたそうです。
三段目のCDはモノラルバージョン
オリジナル盤はモノラルだろ?CDもモノラルで発売してくれというファンの止まることを知らない欲求の表れ?
1966
USオリジナル盤
UKオリジナル盤じゃなくて、すいやせん
UK盤はマーサ&ヴァンデラスのヒート・ウェイブを収録、US盤は変わりにUS未発表であった、ハッピー・ジャックを収録し、アルバムタイトルもhjに変更
そういう、英国のビートグループに有りがちなUKとUSで曲を差し替えるややこしさは、CDで補完します。UKバージョンのセカンドアルバム+10曲、お得ですよね〜
このストーンズ企画のテレビ番組にザ・フーも出演してるんです。
出番は、ジェスロ・タルの次、二番手
セカンドアルバム収録の組曲ア・クイック・ワンを熱演、僅か、9分くらいの演奏でしたが、あまりにも凄いテンションのフーの演奏にミック・ジャガーが焼餅を焼きロックンロールサーカスがお蔵入りになったのは、有名な話
The Who Sell Out
1967
USオリジナル盤
ジャケット表はピートとロジャー
こちら裏面はキースとジョン
サードアルバムのセル・アウトはUKとUSで曲の差し替えは無し、曲のタイトルは差し替えありで、こちらもCDで補完
曲単位でいけば、ロジャー熱唱の恋のマジック・アイにつきますね。
1968
アメリカのみでリリースされた、古いシングルやB面を収録した編集盤ですが、ジャケットの煌びやかさで、こちらもレア盤
マジック・バスでツアー?
このタイトルはパクリを凌駕してますねー
僕的にはアリです‼️爆爆爆
1969
USオリジナル盤
オリジナルサウンドトラック
1974
帯違いの国内盤がありますが、どちらが先が未だにわかりましぇん。
1972
ロンドン交響楽団と
ピートを中心にロジャーも
ロッド・スチュワートやスティーヴ・ウィンウッド、リンゴ・スターも参加
トミーをオペラチックにやりましょう企画
豪華なメンツでライヴも行われた。
楽曲の素晴らしさが浮き彫りになりますねー
今、裏話を聞くとえっ〜となりますが
ピートは最初トミーは自分がやるつもりだったんだって
で、ロジャーがピートに懇願して
頼むからトミーは俺に歌わせてくれと
ピートは渋々、了承。
ピートが回想するには
ザ・フーは天才が2人居たんだよと
ドラムスの天才、キース・ムーン
ベイスの天才、ジョン・エントウィッスル
あっ、俺も、天才だな(ピート談)
ロジャーだけが、普通だったんだけど
トミーをロジャーが演じたことで
ステージでも初めてロジャーの魂の声が聴こえるようになったんだと
4人のバランスがようやく
対等になったよ(ピート談)
ザ・フー後編に続く(山崎談)