寒くなったと思わせておいて、昨日今日ととても暖かな山口です。
なんだか外で三味線を弾きたくなり
十年振りくらいに三味線を持って公園へ行きました。
いいお天気です
誰もいない公園、聴いているのはトンビとカラスとアシナガバチ。
ちょうどお昼時でもあったので、静かな公園で一人練習開始。
最近、弾いてる動画を撮って、自分の演奏を見聞きしてみています。
だいたいトチります
しばらく弾いていると、先生に連れられてお散歩に来た幼稚園児たちがたくさん、わいわい歩いてきて、三味線抱えて動画の確認をしていた私に「こんにちは!」「なにをしているんですか?」と声を掛けてくれました。可愛い
録画はもういいやと、宇部市民音楽祭の演目を中心に弾いていると
今度は犬のお散歩に来た方々がちらほらと見え
通路には背を向けていたのですが、立ち止まって聴いて下さっているのが分かり
ふと、せっかくだから聴いてもらいたいな、と思いました。
自分でも驚いたのですが
練習モードと独奏モードではまったく違う弾き方になったんですね・・・
一人自分に向かって弾いている時より弾けるし、よく鳴るように。
私ええかっこしいなんだな、と(笑)。
曲が終わったら遠巻きに拍手して下さったり、「ええ響きやね」と声を掛けて下さったり、とても励みになりました。
わんこもシッポ振って正面に見に来てくれました(笑)。
独奏って、あまり機会がないのですが、やるべきだな、というのが今日の想い。
過去、小さな舞台で何度か独奏させて頂きましたが、いい経験になりました(特にこの時とか)。
(あ、福祉施設へボランティアなら昔一人で何度か行ったと思います)
息の合った合奏ももちろん迫力があっていいのですが
やっぱり三味線の音色が一番美しく聞こえるのは独奏。
私は決して巧い訳ではないし、胸を張って独奏の舞台をやれるかと言えばそうではないのですが
でも今日は、そんなことを思ったのでした。
あとは自分の練習レベルを上げないとな
独奏モードで練習しないと
また外に弾きに行こう。