ザ・トランスポーター ~ロンドン・ミッション~ | 大原浩の金融・経済地動説

ザ・トランスポーター ~ロンドン・ミッション~

備忘録:映画レビュー:観た映画
★ザ・トランスポーター ~ロンドン・ミッション~
ジョシュア・ボウマン、ニール・マスケル他
65点
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 英国人の底意地の悪さを感じさせる作品です。ただ、彼らのねじ曲がった根性が、コナン・ドイルやアガサ・クリスティのような才能あるミステリー作家を生み出したわけですから、そのあたりを徹底すれば大化けする作品ではないかと思います。
 題名からアクション活劇を予想していたのですが全く違う作風です。カフカの「城」のような不条理劇や「トゥルーマン・ショー」(1998年)さらには「誘拐もの」というキーワードで語ることができる作品です。
 前半は「不条理劇」として観ていて、結構面白いと思ったのですが、使い古されて擦り切れているネタの落ちを持ってこられたことで印象ががらりと変わりました。
 「不条理劇」の部分をもっと強調して、不条理のまま終わらせたほうがはるかにましだったと思います。
 変に「落とした」ことで、物語の中の「話のつじつまの合わない部分」が一気に噴出します・・・
 「トミー」(1975年)や「リストマニア」(1976年)をはじめとする傑作を生み出しているケン・ラッセルが監督したら、意外にすごい作品になっていたような気がします(もちろん落ちは変えて・・・)。彼の過激でエクセントリックな作風がはまるような気がします。
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『ザ・トランスポーター…
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★2018年4月に大蔵省(財務省)OBの有地浩氏とシンクタンク「人間経済科学研究所」(Institute of Economics for Humans)を設立予定です。HPは、https://j-kk.org/ です。
 
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