うどん発祥地の福岡へ11.12(土)〜15(火)
                2016年11月30日 上田光代 27575


今回の目的は、いとこの“ふーちゃん”と博多散策。 
書道史・臨書講座の受講。聞けば、博多はうどん発祥地。これは食べねば。
博多といえば“モツ鍋”そして“長浜ラーメン”。とても楽しみです。
                             

↑博多の櫛田神社


11月12日(土)                            
今晩の宿のみ博多駅周辺は、まったく宿が取れず。キャンセル待ちも無理ですよ。と宿いわく。インターネット経由でかろうじて博多駅から1時間の羽犬塚(はいぬづか)駅から
徒歩1分のホテルアベニュー築後(朝食付き5,300円)が取れた。ホッ。

ということで、本日は、羽犬塚駅周辺の八女(やめ)伝統工芸館
でお楽しみ。ここは、いいですよ。入場料は無料。         
今日は3人の方の実演がありました。それはそれはみごとな職人技。
それぞれ、お話もさせて頂きました。お勧めの“おうどん屋さん”も聞きました。
八女提灯(ちょうちん)絵付け、八女竹籠制作実演、煤竹(すすだけ)弾み筆制作。
また、常設で手漉き和紙体験もでき、“うちわ”(800円)を制作。   

      

 ↑手漉き和紙体験 ↑提灯絵付け  ↑煤竹弾み筆

11月13日(日)
二日市(ふつかいち)駅で、ふーちゃんと合流。福岡に嫁いで約20年。本当によくガンバっている。偉い!博多は京都のようだ!と思いました。20歩、進むと お寺が次々と登場。すべて無料。

  
   ↑東長寺
東長寺(とうちょうじ)では、無料ガイドさんの説明あり!ここのお寺は、空海(弘法大
師)が日本に帰国して初めて開いたお寺。世界中の五重塔にはお釈迦様のお骨が埋葬され
ているお話、ここでは信州善光寺もどきのお戒壇めぐり体験ができることなどなど。                                                            
昼食は、いそいそと“かろのうどん(540円)”へ。ここの“ごぼう天ぷら”は短冊バージョン。
                                   

 ↑かろのうどん      
聖福寺(しょうふくじ)は、お茶を日本に持ち帰った栄西さんが建立(日本最初の禅寺)。
二日酔いの源頼朝に薬としてお茶を勧めた人。地元では“ようさい”と呼ぶ。  

 ↑聖福寺     

承天寺(じょうてんじ)は、博多祇園山笠や博多織、うどん、そばの発祥地の石塔あり。
この日、1年に1度のお寺で “博多織の求評会”に偶然遭遇。400点ほど着物や帯が飾ってあり投票。庭で野点のお抹茶(500円)あり。隣の連客は袴を着たお話好きの初老の紳士。
帰り際“理事長”と呼ばれたのを聞き、お偉い方だったのね。タメ口しちゃいました。

 

「博多町屋」ふるさと会館では、ふーちゃんが博多織の体験。                 
その後、博多祇園山笠が奉納されている櫛田(くしだ)神社へ。    
なんと見事に高い山笠でしょう。見上げました。素晴らしい!!!    

       

↑博多織体験   ↑3ケの石碑  ↑櫛田神社 
暗くなり、もう、家に帰らなきゃと言うふーちゃんを引き止め、
赤坂の“元祖長浜ラーメン(500円)”に走る。    

 

       ↑元祖長浜ラーメンにて     
宿は福岡ユースホステル(ここで2泊。素泊まり1泊3,460円)  

11月14日(月)
昼食は、食べログ 3.56の高得点のうどん“みやけうどん(400円)”へ。
ご主人は、強面のお顔。ところがどっこい とても気さく。    
名古屋から1時間の愛知県から来たというと             
名古屋!きしめんや味噌煮込みうどんだね。味が濃いねと。おしゃべりに花が咲く咲く。
ここの“ごぼうのかき揚げ”は天かすのみ?の円盤状とみまごう。本体らしきもの見当たらず。
うどんは、超極太。伊勢うどんより太いかな。製麺店に特注で依頼とのこと。美味しい!

 不思議な円盤状のごぼう天ぷら(みやけうどん)
                                    
夕食は“モツ鍋”。地元のご婦人のお勧め。家族で、ここに行く!という“笑楽(本店)”へ。
若いスタッフのお兄さんが、鍋奉行!幸せ!小腸!!プルプル。今回は醤油あじ。また、来たい。

 モツ鍋の笑楽
お夜食は、ミニョンで(小クロワッサン4ケ157円)。博多駅で、行列のできるパン屋だそうで。 
食べログ 3.53の高得点。マーガリン、ショートニングは不使用らしい。私は、一回でよし。

  ←ミニョンの小クロワッサン
                           
11月15日(火)              
習字の書道史・臨書講座の受講。殷(いん)時代〜現世と思っていたら  
殷〜秦(しん)時代までのお話。書体は、篆書(てんしょ)に特化。
篆書は、現代の日本では印鑑の文字で見ることができる書体です。
午後からの実技は西周時代の「散氏盤(さんしばん)」の臨書。 
内容は濃ゆるく、弘中先生のお話は楽しかった。         
                                 

↑日本習字の弘中先生と


さて、モツ鍋はお店によって全く味が異なるとのこと。       
地元の20代の若い女性には“田しゅう(味噌あじ)を教えていただいた。芸能人もきますよ!と。また、事前には、水炊き風の“もつ幸(こう)”もチェック。帰宅後びっくり。もつ幸は、11月
22日のTV「秘密のケンミンショー」で取り上げられていました。店主の方針でチェーン展開しない店。

おうどんもしかり。福岡のうどん、といえば“ごぼう天ぷら”。お店によってごぼうの形がまるで違う。八女伝統工芸館で提灯の絵付け実演の野田嬢には“牧のうどん”をお勧めいただいた。
最終日の福岡空港で、と楽しみにしていたら、空港から車の5分の所であった。時間切れで残念。博多駅のバスターターミナル内にもあるので次回は、是非。

11月12日の宿泊が博多駅周辺とれなかったのは、ドリカムやパフュームのコンサート、さらに翌日が福岡マラソン。この余波であったことが判明。宿泊が取れずドキドキも今なら思い出。

楽しかった福岡旅行。貴重なお休みに1日、付き合ってくれた“ふーちゃん”に感謝。
出会えたみな様に感謝。午後21時に国府駅に迎えに来てくれた歳彦氏に感謝。 以上